「(戦争犯罪者)アスペルガー医師とナチス」読了、発達障害の新教祖・岩波明解説(笑)
読むのに苦痛を伴い外傷体験になる本である。
ハンス・アスペルガー医師はナチスの協力者で児童殺害に直接関わった戦争犯罪者である。
「発達障害」という「病名」はどうやって煮ようが焼こうが「生存に値しない生命」「汚れた遺伝子」しか意味しない。
日本精神医学では20年前までは「子供を診断するな」という不文律が存在した。
アスペルガー医師の「アスペルガー症候群」の診断は「上流階級の男児」限定の診断である。「下層階級で父親に虐待された自分」の理想を投影しただけである。女児(下層階級男児)のはっきりした児童虐待トラウマ複雑性PTSDは完全に無視して「T4プログラム(ナチスの障害者虐殺)」送りである。
杉山登志郎に代わる「発達障害教の教祖」である岩波明の「解説」は
「今日のASDにつながるアスペルガーの概念は、精神医学の中ではほかにない重要性を持っていることもまた確かである」(という唐突な結論だけが岩波の「意見」だが、その論拠は全く書いてなくてゼロ)
「アスペルガー症候群が拡大解釈されているのではないかと問題になっているが私の考えと一緒である」と杉山登志郎と一緒に退路を確保。
PTSD=遅発性晩発性複雑性PTSD(解離性スペクトラム)のキュア(治療)に熟達した者のみが、この問題を研究する資格があるが、それができたら「発達障害」なんて口にするわけがない。
目に見えない「無意識(心)」を見ようとしたら(ラポール形成)、そんな「遺伝性脳病妄想」に関わる余裕などない。
日本精神神経学会総会2020年9月in仙台「精神疾患のバイオマーカー(遺伝性脳病仮説:うつ病・躁鬱病・統合失調症・人格障害・発達障害の証拠)は確認できません」
この本を読んでまだ「発達障害」と言える人は「知的障害を伴う発達障害」である。