統合失調症として子供の首を絞めたフロイト型PTSD(神経症)のメジャー断薬とJゾロフト治療 | 精神科医ブログ、長崎広島原爆・福島原発・コロナ・第二次大戦・北朝鮮ロシア核・児童虐待・DV・レイプ複雑性PTSDの薬物療法

統合失調症として子供の首を絞めたフロイト型PTSD(神経症)のメジャー断薬とJゾロフト治療

122回周南医学会(山口県の三つの地区医学会、長北医学会、西部医学会で発表の精神科医は10年間で10年連続発表の私1人だけ)で発表予定のフロイト型PTSD(神経症)は関係妄想により抗精神病薬治療を受けていた(DSM-5、統合失調症より統合失調症に似たPTSDの方が幻覚妄想症状が多く認められる)。
問診で解離症状を発見(神経症は抑圧、PTSDは解離と言われてきたが、解離も抑圧も『心』をながめる時の切り口が違うだけであり、神経症もPTSDも同じ心の病である)。
一年後には抗精神病薬は中止し、4年間は基本的に薬物処方はせずにカウンセリングだけしていた(ラポール形成)。5年後にJゾロフトを処方すると2ヶ月後に「神経症のトラウマ」を想起した。岡野憲一郎の「(新)外傷性精神障害」を読めばわかる。


「トラウマとしての幻想(ファンタジー)をラポール・セディール・ルボックスで想起したフロイト型PTSD(神経症)」「私は3歳の時にひいばあちゃんを殺したというファンタジー」

2013年119回周南医学会:岩国市高森町

2014年110回日本精神神経学会学術総会:横浜


2014年第3回日本精神科医学会学術大会:名古屋 で発表


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広島市土砂災害DPAT責任者の広島市精神保健福祉センター所長の皆川英明君

安倍晋三のDPAT潰しにあっさり潰される
イギリス帰りの精神分析医だが広島原爆PTSDは一貫して否認

アスペルガーを精神分析する「重ね着症候群」を研究する彼より、「PTSDと神経症(フロイト型PTSD)の接点を科学する」私の方がよほど精神分析的である。

フロイトは「ヒステリー研究」以後はPTSDを棄てたので戦後アメリカの精神分析はPTSDを否定した。怒ったハーマンは神経症のファンタジーを否定していたから「精神科医に作られた記憶(トラウマ)」論争で足を救われた。矢幡洋は論争内容をネットで拾ったPTSD否定本「危ない精神分析」で金儲け。

文化果てる極東の島国の片隅にいる私の中でPTSDと神経症がほどよく融合しているのである。後発者の強みである。