「天までとどけ」若林志穂、殺人事件目撃PTSDで8年かけても治せない首都圏精神科医 | 精神科医ブログ、長崎広島原爆・福島原発・コロナ・第二次大戦・北朝鮮ロシア核・児童虐待・DV・レイプ複雑性PTSDの薬物療法

「天までとどけ」若林志穂、殺人事件目撃PTSDで8年かけても治せない首都圏精神科医


 


 

前に書いた記事を読んでる人が多いから再び。私はテレビを見ないから「天までとどけ」というドラマは知らない。嫁さんはドラマ好きだから知ってる。私はこの人がアイドルデヴューしたときに名前を覚えていた。
2001年に警官と刃物男が相討ちで死亡した事件を目撃したトラウマでPTSDを発病したが、2009年までに治らず、「200錠ODしたこともあります」で引退。治療した格好の首都圏の精神科医も殺人事件を目の当たりにした彼女をPTSDと診断しないわけにはいかなかったが、やってることは「薬出すだけ」。「PTSDが治らない」なんて苦悩とは無縁だったでしょうね。
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福知山線脱線事故から10年経っても「PTSD」が治らない「薬飲んでるだけ」の元タカラジェンヌ

 

関西の精神科医も「PTSDが治らない」という苦悩とは無縁なのは首都圏と同じ。何にも考えずに「薬出すだけ」

 

かえって「ヤフー知恵袋」のQ&Aの方が意味のあるやりとりをしてるね。

 

Q&A (1) 「私はPTSDですが治りますか?」

        (私もPTSDですが、治りません。PTSDは治らないと覚悟して生きなさい。)

Q&A (2) 「先生、私のPTSDはこの薬を飲み続けたら治りますか?」

        (治りません)

        「じゃあ、私はなんで通院服薬を続けているんでしょう?」

        (少しはいいことがあるかもしれません)

 

アメリカから続々入ってくる「PTSDを治す方法がない」というニュースをPTSD否認でシャットアウトしてるから、精神科医が「PTSDを治せない」と苦悩することも、患者が「PTSDが治らない」と苦悩することすらない。「スタート地点」に立ってすらいないから、私の「PTSDを治す精神療法(ラポール形成)&薬物治療」という「ゴール」にたどりつくことは永遠に不可能。

「EMDR」だの「暴露療法」だのアメリカが廃棄した治療法で治療ごっこしてるのも同じこと。だってきょうクリ院長が講習を受けるような治療法に意味があるか?

 

双極性障害&ADHDなんて妄想は捨てて、「PTSDは公式には治らない」という「スタート地点」に立て。

 

私は2002~2003年に必死になって「治そう」と努力して治療方法を発見したのである。

それまでの「内因性精神病の単剤治療」「心因性疾患のカウンセリングのみ治療」の10年間の積み重ねがあったとはいえ、よくまあ2年で「PTSD薬物治療」を発見できたもんだとわれながら不思議だのう。