放送作家高橋秀樹氏の迷走、Dr.倫太郎がPTSD=多重人格ドラマという自明を否認 | 精神科医ブログ、長崎広島原爆・福島原発・コロナ・第二次大戦・北朝鮮ロシア核・児童虐待・DV・レイプ複雑性PTSDの薬物療法

放送作家高橋秀樹氏の迷走、Dr.倫太郎がPTSD=多重人格ドラマという自明を否認

スコセッシ監督ディカプリオ主演の「シャッターアイランド」を見て日本人のほとんどがPTSD映画であることを否認した。
「タクシードライバー」でベトナム戦争トラウマPTSDを描いて以来、一貫して暴力によるトラウマを描き続けたスコセッシ監督。「シャッターアイランド」ではDSM-5の「統合失調症と統合失調症に似たPTSDは区別できない」という知見もよく消化されていたのに。

高橋秀樹氏も「傾聴」と「共感(ラポール)」というPTSD治療の本質を最初に述べていながら、後は一貫してPTSD=多重人格否認である。

日本全体に蔓延する集団ヒステリー=PTSD否認病は福島原発事故放射能恐怖トラウマ否認でなお一層悪化したか。