(2738)ラポールとパニック障害と半世紀前のトラウマ | データベース制圧の精神科医ブログ、長崎広島原爆・福島原発・第二次大戦・児童虐待・DV・レイプ複雑性PTSDの薬物療法

(2738)ラポールとパニック障害と半世紀前のトラウマ

高齢者のパニック障害患者は初めは足腰がふらつくから薬剤調整(元々大した薬はなし)が診察理由だった。ところが何回か診察しただけでめきめき足腰がしっかりした。この忘れられたおとなしい高齢者 を真剣に診るという心のあり方が「ラポール」を形成したからである。
ラポールが形成された状態でなめらかに語られる半世紀前の外傷体験とパニック症状の因果関係が確信できない治療者は永遠に外傷を診ることはできない。