(2644)大は小を兼ねることが理解できず自殺したPTSD患者 | データベース制圧の精神科医ブログ、長崎広島原爆・福島原発・第二次大戦・児童虐待・DV・レイプ複雑性PTSDの薬物療法

(2644)大は小を兼ねることが理解できず自殺したPTSD患者

前にも紹介した10年治療しても無効で毎晩家族に暴力を振るった患者(ついていた病名は覚えていませんがもちろんPTSD=解離性障害ではありませんでした)が飛び込みで紹介。腎機能に異常があり二週間後に扁桃腺摘出手術の予定(全身麻酔だから現状の精神状態では無理)。「今晩から手術まで暴力を振るったら手術を延期して入院します」と暗示をかけながら誓約書を書かせたら、その晩から「ぴたり」と暴力が止まり無事 手術が済んだ。
手術後に「今まで(10年間)と同じやり方で治療?すればもう死んでしまう。今回の(二週間)やり方に変えないか?」と最後の警告をしましたが、本人は主治医変更を希望。連日連夜の暴力が突然止まったのを目の当たりにした家族も特に本人を説得しませんでした。患者は二週間後に自殺しました。