(2465)リスパダール液のピークは30分後 | データベース制圧の精神科医ブログ、長崎広島原爆・福島原発・第二次大戦・児童虐待・DV・レイプ複雑性PTSDの薬物療法

(2465)リスパダール液のピークは30分後

入院を拒む患者に一時間説得する。強要の響きはわざと帯びないように音色を操作して。
次にリスパダール液の服用「だけ」を説得する。拒むことに飽きた患者はこれを受け入れる。ハロペリドール、レボトミン、セルシンの筋肉注射は精神科医や患者が考えるほど速効性はない。リスパダール液の粘膜吸収のピークは30分前後で正確に訪れる。ここでさらなる「方向付け」を与えてあげたときリスパダール液は初めて真価を発揮する。患者は「一週間だけの入院ならやむなし」とこちらが言ったわけではない納得条件を「創造」し入院に同意したのである。
患者が何を恐れ何を望むか知りつくし、新薬がその心のどこのつぼを刺激するかわかった上で投薬と会話を組み合わせるのである。