(2444)フロイトは重要な部分であるが全てではない | データベース制圧の精神科医ブログ、長崎広島原爆・福島原発・第二次大戦・児童虐待・DV・レイプ複雑性PTSDの薬物療法

(2444)フロイトは重要な部分であるが全てではない

第二次大戦終結までは世界の精神医学の主流はドイツ精神医学だった。遺伝病・脳病としてのうつ病・双極性障害・統合失調症に執着し過ぎたドイツ精神医学が七万人のドイツ人精神障害者(ドイツ国防軍の戦争PTSD患者を含む)を殺害し、脳の標本集めに狂奔した時点でドイツ精神医学も滅びました(結局そこまでしてもうつ病・双極性障害・統合失調症の原因を見つけることもできませんでした)。
世界の精神医学の主流はその後ドイツ精神医学とナチスに追い出された英米におけるユダヤ人による精神分析学に完全に移行したのです。
1980年代に薬物治療+ドイツ精神医学の亡霊(うつ病・双極性障害・統合失調症)(DSMⅢ・ICD10) が再び逆転しました。精神分析学の治療成績が芳しくなかったからです。ならば薬物治療+ドイツ精神医学の治療成績がどうかと言えば、このブログを読んでいる人ならよくご存知でしょう。ここでドイツ精神医学とも異なる、精神分析学の神経症(ノイローゼ)とも異なるPTSD=解離性障害の概念がリフトン、パトナム、ハーマンにより確立されました。