(2242)SSRI・SDAによる「トラウマ強化療法」とは | データベース制圧の精神科医ブログ、長崎広島原爆・福島原発・第二次大戦・児童虐待・DV・レイプ複雑性PTSDの薬物療法

(2242)SSRI・SDAによる「トラウマ強化療法」とは

臨床心理師の先生が広告を出した「トラウマを消す」治療なるものがいかなるものかわからないが、それは今の科学力では不可能である。

世間は児童期性犯罪被害者の女性が新聞投書したように「忘れろ」と連呼するがトラウマは脳から決して消えない。

しかし、「抑圧」「解離」「二重思考」「選択的非注意」などの心理的・脳科学的メカニズムにより「消えた」ように見えるのが「うつ病」と誤診される重度のPTSDである。

「うつ病ではなくPTSDである」という合意 により「ラポール」が形成されSSRI(パキシル、ルボックス、Jゾロフト)・SDA(リスパダール、ジプレキサ、セロクエル)、セディールを服用するとトラウマが「強化(思い出す)」される。しかし、それはほとんど一瞬に近く、トラウマはまた記憶の底に沈む。
だが一度私との間にトラウマが共有されると「ラポール」は維持・強化される。さまざまな周辺症状は残存するが(幻覚は簡単に消えるが抑うつ感や不安感は残りやすい)生活能力は向上し、不愉快な隣人であるトラウマとの共存が始まる。