(2110)「アメリカの中のヒロシマ」R・J・リフトン、原爆とPTSD | データベース制圧の精神科医ブログ、長崎広島原爆・福島原発・第二次大戦・児童虐待・DV・レイプ複雑性PTSDの薬物療法

(2110)「アメリカの中のヒロシマ」R・J・リフトン、原爆とPTSD

リフトンは1971年に「死の内の生命-ヒロシマの生存者」が邦訳され1995年に「アメリカの中のヒロシマ」が出版された。ベトナム戦争のソンミ村虐殺事件の犯人である元米兵を調査し「PTSD」の概念を形成した人物である。
現在日本中で「うつ病」「病名なし(内科・外科でこんな馬鹿げた話が通用するだろうか?)」と 誤診されている「PTSD」患者を唯一救う道を作ってくれた人物である。
「アメリカの中のヒロシマ」で歴代アメリカ大統領が「ヒロシマ」について言及を避けてきた(否定も肯定もしない)ことが指摘されている。
これは「うつ病」「病名なし」と誤診されている「PTSD」患者が自らの「トラウマ」に触れないのと同じである(このトラウマを聞き出す技術が「ラポール」である)。
オバマ大統領は科学担当補佐官に核廃絶論者のハーバード大学教授を任命した。彼の演説では大の男が泣き出すという。彼も「ラポール」を知っているのだろう。
「東京大空襲被災と広島原子爆弾被爆の両方を経験し複雑性PTSDを呈した一例」(広島医学2006) が真に人類のためになる日を目指さねばならない。(「うつ病」「病名なし」と誤診されている人たちのSSRI・SDA治療法もごっそり書かれています)