(2086)教員の「うつ病」過去最多の5000人弱 | データベース制圧の精神科医ブログ、長崎広島原爆・福島原発・第二次大戦・児童虐待・DV・レイプ複雑性PTSDの薬物療法

(2086)教員の「うつ病」過去最多の5000人弱

数日前の記事である。「うつ病」とは明記されていたが二年前の「自殺対策基本法」制定時のような「治療」の掛け声は記事中になかった。
10年近く診ている元教員がいる。最初の診断は当然「うつ病」だった。治療の経過で児童期の虐待の事実がわかり、頻繁な解離性健忘症状が認められた時期もあった。SSRI・SDA・セディールにPTSD患者特有の鋭い反応(ラポール成立下ではむしろトラウマを強化する)を示すこともあったがどうしても症状の安定したコントロールができない。

5000人の教員が全員「PTSD=解離性障害」として集中治療を受けたらどんな結果になるのだろう?

なぜ教員の精神障害が注目されるのか?母集団が把握しやすいからか?

第一次大戦の戦争神経症(PTSD)では兵士にてんかん様の症状が出現しやすかったのに比べ、士官にはうつ病様の症状が出現しやすかったことが観察されている。