(2005)何故PTSD患者は「書く」と学習できるのか?米国の記憶障害患者死去 | データベース制圧の精神科医ブログ、長崎広島原爆・福島原発・第二次大戦・児童虐待・DV・レイプ複雑性PTSDの薬物療法

(2005)何故PTSD患者は「書く」と学習できるのか?米国の記憶障害患者死去

PTSD患者の多数に日記を書いてもらっている。「一緒に日記を書いていく手間をかければPTSDは回復する」という治療者の確信が強い暗示となり「ラポール」を形成し、SSRI・SDAの効果を飛躍的に高め、全く別の薬に変えてしまう。トラウマを引き出し、治療に扱えるように強化するのである。
海外でてんかん治療のため海馬を切除した患者が82歳で死去したらしい。術後の記憶障害から人間 の記憶機能解明に多大の貢献をしたらしい。彼から人間の記憶機能に2つのシステムがあり、体で覚える記憶機能は海馬を経由しないことがわかった。
海馬が弱っているとされるPTSD患者が日記で「手を動かす」ことで、「会話」で得られない情報が得られる生理学的根拠はあるわけだ。