(1882)食事・セックス・喫煙、一度得た公衆衛生知識を「解離」により失う人たち(1)
健康を保つための公衆衛生知識は過去の人 類が苦労して得たものです。司馬遼太郎は幕末に北海道に派遣された武士たちが野菜不足で全滅しかけたことを書いています(持ち込んだ食料は米と塩だけ)。「健康を保つためには野菜が必要」という知識が当時はなかったのである。「ネギ抜き」の牛丼を注文する客が他の食事で野菜を摂取しているとは思えない。1970年代に和歌山に発生したコカコーラとカップメンだけを常食して脚気(診察した医師はまさか脚気となかなか気がつかなかった)になった若者に通じるものがある。