(1795)境界性人格障害はうつ病と共に否定すべきである | データベース制圧の精神科医ブログ、長崎広島原爆・福島原発・第二次大戦・児童虐待・DV・レイプ複雑性PTSDの薬物療法

(1795)境界性人格障害はうつ病と共に否定すべきである

「心的外傷と回復」のハーマン女史も人格障害とは差別用語であり対人関係の障害は全て外傷を中心に考えれば理解可能であると述べています。
最初に研究したマスターソンは外傷が存在するという前提なしに研究したのです。
人格障害と言われる患者が他者にすり寄るかと思うと突き放す行動パターンは児童虐待の被害者が親から受けた扱いをそのまま反復しているだけなのです。

私自身が境界性人格障害と診断された患者を複数治療し、PTSD=解離性障害患者として本来の穏やかな人格を引き出すことに成功しています。
「児童期虐待被害者が複雑性PTSDを呈した一例」(広島医学2004) もそれに当たるでしょうし、精神神経学雑誌2007年1月号で私の論文を引用した筑波大学の鈴木志帆もそのようにとらえています。