(1587)PTSDの顔面痛(三叉神経痛もどき)を催眠術とJゾロフトで治した一例
明らかに解離性障害=PTSDのその患者は一年前に診たときには三叉(さんさ)神経痛で苦しんでいた。少なくとも三叉神経痛という話だった、それまでの数年間。三叉神経痛は顔の右半分か左半分のどっちにかしか出ない。絶対に。特効薬はテグレトール(てんかん、躁鬱病の薬)のみ。痛むのは本当でテグレトールも効かなくなってきたが、痛みが一時左から右に移動した!のである。ペインクリニックで二回神経ブロックをしたが効果なし。紹介状の返事にはこれで効かねば「頭に穴を開けるか」と書かれていた。それから半年、催眠術とJゾロフト100mgで痛みは激減しテグレトールの服用も減ってきた。この事実の重要さが誰にもわからないのである。