(1554)朝日新聞記事、広島原爆PTSD調査、山間部の「黒い雨」が消えた? | データベース制圧の精神科医ブログ、長崎広島原爆・福島原発・第二次大戦・児童虐待・DV・レイプ複雑性PTSDの薬物療法

(1554)朝日新聞記事、広島原爆PTSD調査、山間部の「黒い雨」が消えた?

今回の広島原爆PTSD調査の最大の目玉は爆心地から北西の山間部に降った「黒い雨」による被爆者の「PTSD」を証明することでした。
被爆者の放射線被害は広島大学原爆放射線医科学研究所(原医研)自身が作り出した基準により爆心地からの距離で示されます。山間部被爆者は放射線被害の対象外なのです。だから彼らの「精神的被害」を証明しようとしたのです。
しかし、朝日新聞の記事からは「黒い雨」の表現が消え、「安芸太田町と北広島町の1200人」になっています。
私の未発表症例に山間部で黒い雨を浴びた原爆PTSD患者が二名、戦後一貫して統合失調症として治療を受けてきた例があります。