(1048)えみさんへ解離性障害とは記憶の病 | データベース制圧の精神科医ブログ、長崎広島原爆・福島原発・第二次大戦・児童虐待・DV・レイプ複雑性PTSDの薬物療法

(1048)えみさんへ解離性障害とは記憶の病

うつ病と誤診されている解離性障害患者さんには解離性健忘という「記憶」を 診察の焦点として「落ち込みますか?」など「気分」は診察上無視します。
「幻聴」のため統合失調症と誤診されている解離性障害患者さんとも幻聴の消失そのものを治療の焦点とはしません。
解離性の「幻聴」は統合失調症の幻聴より明確な人格の声として聞こえるのが特徴です(普通は『死ね』とか悪口)。「自我」が「解離」して自分の中のさまざまな自分がおしゃべりしているのです。「自我の解離」自体は生理的なもので誰もが上司と幼友達では話し方を変えます。慢性自我の解離はトラウマという外傷「記憶」 により生じます。治療はSSRI(ジプレキサ、リスパダール、セロクエル)、SDA(パキシル、ルボックス、Jゾロフト)、セディール、日記、面接によりトラウマで制限を受けている記憶をかき回し、頭の回転を早めることで解離した人格を統合させます。SDAは人格の統合作用が強いようです。SDAで「幻聴」を消すのではありません。「記憶」と「記憶」をベースにした「思考」を活性化して「解離」を「統合」するのです。