
(735)八王子無差別殺人事件 犯人の証言の無意味さ 「職場の人間関係」の無関係さ
「親に相談に乗ってもらえなかった」犯人は凶器を購入した時間さえわからない、解離性健忘を起こしている。相談などしていないことを覚えていないから、真の動機が自分でもわからないから、ありそうな理由を並べているだけ。「職場の人間関係に悩んだ」取り調べにあたった捜査員が「一週間で人間関係が生じるだろうか?」これは常識的に正しい。最近の受診患者が「職場の人間関係」と言ったらまず除外する。精神障害とはまず何の関係もない。障害はその遥か前に伏線がある。
「不安症状の背後に心的外傷を認めた2症例」(広島医学2006)で「職場の人間関係」が原因でイライラが止まらないという若い男性が受診。二回の診察で部落差別による結婚差別問題があることがわかり治癒した。

