(291)自己暗示の愉快な効果
自己暗示によりトランス状態になったときのことを報告しましたが、音の選択性が顕著になりました。元々人間の聴覚は音を選びます。雑踏の中では自分を呼ぶ必要な声だけを選びます。補聴器は全ての音を均一に拾うため雑踏では役立ちません。トランス状態では全体的に静かでそばのうるさいクーラーの音は聞こえないのに、遠くの内線電話が自分に関係あるかどうか聴覚が延伸して聞こえたのです。自己暗示をかけると仮眠時(私は自己暗示を睡眠にばかり用いています)に時間感覚がするどくなります。携帯のタイマーの必ず一分前に覚醒して、がっかりします(早く覚醒したからもう一眠りできるという状況を期待していたのに)。トランス状態を経たときには経験上夕方まで数時間は続くはずの二日酔いの頭痛が、30分で消えていました。全身の筋肉が弛緩したからです。