(283)ハロペリドールを使う医者はベゲタミンも無神経に使用する
ベゲタミンとはバルビツール睡眠薬の合剤です。合剤とは患者の個々の病態を無視して薬用量が定められた薬です。かってはてんかん治療薬にも合剤がありましたが全廃されました。いまだ製造されているのが不思議な薬です。バルビツール睡眠薬はもっとも恐れられた薬です(やめると禁断症状が出現し、徐々に効き目が落ちてきて大量に服用が必要になり、大量に服用すると呼吸が止まり死亡する)。ベンゾジアゼピン系睡眠薬の出現で否定された薬です(安全なベンゾジアゼピン系睡眠薬ですら今では世界的には嫌われていますが)。ベゲタミンがこの患者には必要だと主張する医者もバルビツールの用量を指定して調合させるとなると躊躇するはずです。ベゲタミンはバルビツールではないと心の中で嘘をついているからです。ハロペリドールを無神経に処方する医者にとってベゲタミンはセットになった薬です。