(243)娘がピーナッツで窒息死した母親とトラウマの受容
5~6才の子供の気道の大きさがピーナッツと同じで詰まりやすいとは耳鼻科の教科書に書いてある 。実際に詰まった子供が死に、病院まで付き添った母が死後に初めて死因を知ったらどうなるか(原因さえわかれば素人でもその場でかき出せ救命できる)?自分を同じ立場に立たせてみたら、その悲しみの深さに恐怖する。(それをしないできないほとんどの治療者にとってPTSDは存在しない病である)その母親は精神症状に対して対症的に安定剤を服用しながら子供のアルバムさえしまいこんでいた(外傷の回避)。それを指摘する治療者にもであえなかった。長期断続的な面接により娘のことが話題にできるようになった。この母親が亡くなった娘を語るときには自然に今生きていたときの年齢で語る。