(51)認知症と高齢者PTSDの見分け方 | データベース制圧の精神科医ブログ、長崎広島原爆・福島原発・第二次大戦・児童虐待・DV・レイプ複雑性PTSDの薬物療法

(51)認知症と高齢者PTSDの見分け方

高齢者PTSDは記憶力の低下で内科を受診し、CTで脳が萎縮しているから(高齢者の脳が萎縮しているのは当たり前だ)認知症ですという医学とは無縁の診断を受けています。CTでみるべきなのは高齢者PTSDに共通して基底核のラクネ(中心部分の小梗塞、黒い穴が抜けて見えます)がほとんどないことです。○アリセプトに全く反応しない○排泄など日常生活能力が落ちない○年単位経過しても進行しないなどが診断の参考になります。決め手は戦争当時の話を聞けば生き生きと記憶がよみがえることです。認知症も初期なら昔のことを忘れにくいといいますが年単位の経過後ははっきりPTSDと差がつきます。