天然温泉成分のラドンが細胞を刺激、免疫力を高めます。
温泉の三大作用には温熱作用、機械的(物理的)作用、科学薬理作用があります。
科学薬理作用は泉質によって、温泉浴の作法と適応症が異なります。
作法には温泉水を経皮吸収する入浴、温泉水を飲む飲泉、温泉の気体成分を吸入する吸浴があります。適応症は多種多様ですが日本の温泉の40%が単純温泉で主な適応症は「入浴:自律神経不安定症、不眠症、うつ症状」、30%が塩化物泉(食塩泉)で主な適応症は「入浴:きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ症状、皮膚乾燥症、飲泉:萎縮胃炎、便秘」です。また数の少ない泉質はラジウム温泉の名称で知られる放射能泉が4%で大変希少価値の高い温泉です。
ラジウム温泉は玉川温泉、三朝温泉、村杉、増冨温泉が有名で、温泉成分のラドン(気体成分)を吸入する事で細胞を刺激して免疫系の機能が活性化します。作法は吸浴で適応症は「末梢循環障害、冷え性、高血圧(軽症)、糖尿病、高コレステロール血症、胃腸機能低下、痛風、関節リウマチ、自律神経不安定症、不眠症、うつ症状、筋肉や関節の慢性的な痛みやこわばり、運動麻痺による筋肉のこわばり、強直性脊椎炎、喘息・肺気腫(軽症)、痔の痛み、病後回復期、疲労回復・健康増進」(環境省 資料「あんしん・あんぜんな温泉利用のいろは」引用)です。特に関節リウマチではオーストリアのガスタイナー・ハイルシュトレン治療センターがドイツ、オーストリアの保険適用の医療機関として有名です。
治療センターの資料にはラドンの放出するアルファ粒子のイオン化により細胞が刺激され免疫系の情報伝達物質であるサイトカインのTGF-βが活性化される仕組みが図と共に公開されています。
