備えって大切
ワタシの母・ママ恵は
家事能力が異常に高い人…
子どもの頃は
洋裁が得意なママ恵の作った洋服を着て
ママ恵が編んだセーターを着て
夏になれば和裁もできるママ恵に仕立ててもらった浴衣を着ていました…
駄菓子屋さんでお菓子を買うこともなく
ママ恵の作ったクッキーやドーナツ
ママ恵の作った苺大福
ママ恵の作ったカレーパン
ママ恵の作ったアップルパイ
ママ恵の作ったチーズケーキ
ママ恵の作ったアイスクリーム
そんなオヤツを食べ…
誕生日にはママ恵の作ったデコレーションケーキを食べ
クリスマスにはママ恵の作った鶏の丸焼きを食べる…
家族で出かける時はママ恵の作ったお弁当持参…
散髪さえもママ恵にやってもらっていました…
ママ恵が自ら畑で育てた野菜で
ママ恵が作ったご飯を食べて
…もう
ワタシの全てはママ恵でできている…
みたいな
まだオーガニックなども少ない時代でしたが
食材にもかなり気を使ってくれて
有機野菜や有機卵…
パンも小麦粉を取り寄せて作ってくれていましたね…
おかげで幼少期のカラダ作りはかなり良かったのだと思います。
大人になった今も健康なのは、そうやって育ててくれたおかげだな〜
と感謝しています。
あれこれ手厚く育ててもらって
当然、幸せでしたが…
ワタシの脳には
「妻・母とはそういうもの」
とインプットされたわけです
和裁・洋裁・編み物ができて
オーガニック食品を栽培したり取り寄せたり
3食はもちろんオヤツも手作り
まぁ、さすがに和裁はニーズが少ないから不要にしても
洋裁・編み物・料理はデフォルト…
そんな思い込みになりますし
ママ恵的にも、いずれ嫁に出すときのために教えておかなくては…
と思うわけです。
父・ムサシもママ恵の家事能力に満足していましたから
娘もママ恵と同等に家事ができるようになるもの
と思うわけです…
ところがワタシときたら…
不器用…
要領悪い…
のんびりや…
めんどくさがり…
そんなワタシがママ恵から教わると…
続きます…