テーマ【嫁いびり】は本編の時系列とは関係ありません。
箸休め的に書き留めています。

どうやってヨメ美さんに電話させるのか…



続きの前にちょっとカマ子の日常を…


極度の構ってちゃん、カマ子。

友達がいるのかどうか知りませんが

普段からある場所に出掛けていました。


高齢者を無料の日用品などをエサに集めて

お菓子や日用品を無料で「欲しい人、手を挙げて」と配布してトランス状態にして

最終的に高額な健康グッズを買わせるあの場所です。


消費者庁からの注意喚起もあり



買うとチヤホヤされるのでしょうね…

カマ子も謎のマッサージチェアを買ったり

謎の入浴アイテムや

謎のサプリメントなどを買っていました。


買うな、と息子たちに止められても

カマってもらえるから買ってしまうのです…


そんなカマ子の家には、無料だからと手を挙げてもらったお菓子が大量にあります。


しかも無料で配られるようなお菓子ですから

カルビーとかロッテとかそういうメジャーなメーカーじゃなくて

聞いたこともないメーカーの

類似品感ただようパッケージのお菓子…


カマ子一人で食べられる量ではありませんから、賞味期限も過ぎて…

つまり、いらないモノ。


これを段ボールに詰めて、ヨメ美さんに送るのです。

…と言っても宛名はアニ郎。

でも、当時アニ郎は単身赴任で不在だったので

受け取るのはヨメ美さん。


いかにも子どもたちのために送った風を装って

お礼の電話を待つのです。


全く美味しくなさそうな

賞味期限ギリギリや

過ぎている…ゴミに近いものでも

子どもたちに、と書いてあればお礼せざるを得ない…


最初は子どもたちにカマ子に電話させて

子どもたちからお礼をさせていましたが

カマ子が欲しいのはヨメ美さんからの電話です。


何度目かのカマ子便からは

届いた日に固定電話に電話がかかってくるようになりました。


「ヨメ美さーーーーん!

荷物届いたかしら?

話したいこともあるから、電話もらえるー?」


名指し。



ヨメ美さんは…


続きます⬇️

追い詰められていく…