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南阿蘇の山小屋ブログ

「水の生まれる里」熊本県阿蘇郡南阿蘇村の山小屋より、UFO(?)や空模様などの情報を発信しています。また、温故知新の精神で熊本県内での身辺雑記や自然との出会い、簡単な読書と映画の感想も書いているブログです。

熊本でも毎日寒い日が続いています。今日は、熊本城の櫓を紹介します。熊本城には大小の天守閣のほかに49の櫓があります。



一番有名なのは宇土櫓です。飯田丸五階櫓とともに小ぶりの天守閣といってもおかしくない見事なつくりです。



熊本城では前回紹介した長塀、宇土櫓、東竹の丸の櫓群(10)が国指定の重要文化財です。東十八間櫓は東竹の丸の櫓群の一つです。



毎日のウォーキングコースにこんな見事な建造物が観られる贅沢さに感謝です。






南阿蘇の山小屋ブログ-宇土櫓

宇土櫓





南阿蘇の山小屋ブログ-飯田丸五階櫓
飯田丸五階櫓





南阿蘇の山小屋ブログ-東十八間櫓01
東十八間櫓01





南阿蘇の山小屋ブログ-東十八間櫓02
東十八間櫓02





南阿蘇の山小屋ブログ-平御櫓
平御櫓













十日刊 ファグナのワンコインで晴耕雨読



第7回

「石の葬式」

パスノ・カルネジス(著)



それぞれの短編が一人の神父と一つの寒村でつながり、善悪を超えた不思議な物語の紡ぎ方をする短編集でした。



ギリシアの作家だからでしょうか、ギリシア神話の神々の存在を示唆するような内容と、イェラスィモ神父をふくめ登場人物たちの小市民的な不道徳さが、どこかとぼけた面白い雰囲気を醸し出しています。



次のようなユニークな表現も魅力的でした。



「太陽が骨までしみた」



「村は不機嫌な闇にゆっくり沈んでいった」



「突進するイノシシを転がるヤマアラシに変えるほどの、有無を言わせぬ威厳があった」










南阿蘇の山小屋ブログ-石の葬式





















今日は、国指定重要文化財である熊本城の長塀(ながべい)を紹介します。城の南を流れる坪井川沿いにあり、現存する城郭の塀の中では最長を誇るそうです。長さは、なんと242メートルもあります。



対岸にある散策道からと長塀前河川敷からの撮影です。散策道にはベンチや物見台があり、くつろぎの場となっています。



毎日の散歩コースの一つです。春は桜の花の名所として人気スポットになります。今から楽しみです。


南阿蘇の山小屋ブログ-長塀01


南阿蘇の山小屋ブログ-長塀02


とは、家や敷地などにおいて、他との境界に設置する囲いのこと。目的としては、区画と目隠しの2つの意味がある。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



以前紹介した新屋敷の瓦塀(かわらべい)に続き、今回は水道町(ホテル日航熊本裏)の煉瓦塀を紹介します。私は散歩中に目隠しとしての塀を見ることがとても好きです。



オマケとして豫園(上海)の塀の写真も掲載します。塀が波打っていて、その発想に思わずシャッターを切ったことを思い出します。



南阿蘇の山小屋ブログ-水道町の煉瓦塀
水道町の煉瓦塀






南阿蘇の山小屋ブログ-豫園の塀01
豫園の塀01

(2004年6月30日上海にて撮影)






南阿蘇の山小屋ブログ-豫園の塀02
豫園の塀02

(2004年6月30日上海にて撮影)


今日は(財)くまもとテクノ産業財団のコーディネータをされている方との打合せ中に、ラムサール条約のワイズユースという考え方を知りました。

ラムサール条約はご存じの方が多いと思います。国際協力によって生物多様性に富む湿地を保全しようという条約です。

もう少し詳しく説明すると、この条約は湿地の「保全(・再生)」と「ワイズユース(Wise use:賢明な利用)」を進めていくことを目的とし、その手段として「交流・学習」がこれらを支える促進力としての役割を果たす、というものです。これが条約の基盤となる三つの柱です。

そして、ワイズユースに関しては、人間の行為を厳しく規制して湿地を守っていくのではなく、湿地生態系の機能や湿地から得られる恵みを維持しながら、産業や地域の人々の生活がより豊かになるように湿地を活用するワイズユースを推進する、と謳っています。

ファグナワークスとしても「水苔(ミズゴケ)人工湿地を作る技術」を利用して得た利益の一部を、日本国内の貴重な湿地を保全・再生する支援金にあてれば、これが利益のワイズユースということになります。頑張ります。




南阿蘇の山小屋ブログ-長者原のタデ原湿原
長者原のタデ原湿原





南阿蘇の山小屋ブログ-水俣の無田湿原

水俣の無田湿原





南阿蘇の山小屋ブログ-ミズゴケ人工湿地

ミズゴケ人工湿地


20年以上前から1月2、3日は妻とともに箱根駅伝を見るのが、年の初めの大切な行事になっています。



今回の第88回大会は、圧倒的な強さで東洋大学が総合優勝しました。21秒の悔しさを忘れず1年間練習してきた賜物なのでしょう。すごかった!



さて、写真は熊本市の中心部を流れる白川の明午橋から大甲橋間(約600m)の河川改修に伴う「緑の大移動」の様子です。



樹齢100年ともいわれる大木を含め約130本を20m背後地に移す計画のようです。これほど大規模な移植は全国的に見ても珍しいとのことです。



これからは散歩ついでに、定点観測的な記録写真を撮って行きたいと思います。





南阿蘇の山小屋ブログ-111229S大甲橋~明午橋間06


南阿蘇の山小屋ブログ-111229S大甲橋~明午橋間05


南阿蘇の山小屋ブログ-111229S大甲橋~明午橋間04


南阿蘇の山小屋ブログ-111229S大甲橋~明午橋間03


南阿蘇の山小屋ブログ-111229S大甲橋~明午橋間01


南阿蘇の山小屋ブログ-111229S大甲橋~明午橋間02













あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。




写真は、ミズゴケの栽培中にとなりどうしが繋がっていくところです。




辞書で「つながる」を調べると「つながる【繋がる】:離れているものが結ばれて、ひと続きになる」とあります。




ファグナワークスとしても私としても、ミズゴケのように今年一年多くの企業、多くの方々と良い繋がりが持てればと思います。




 オマケは正月な感じかな、との勝手な思い込み写真です。

南阿蘇の山小屋ブログ-ミズゴケ(120101)



南阿蘇の山小屋ブログ-マッターホルン

オマケ:世界の景色「マッターホルン
2001年5月16日ツェルマットにて撮影)




南阿蘇の山小屋ブログ-私の娘の娘
オマケ:私の娘の娘
 






十日刊 ファグナのワンコインで晴耕雨読



第6回

「牛乳の未来」

野原由香利(著)




人力による開墾に限界を覚え、牛を放牧し、牛に山を拓かせる酪農にたどり着き、「蹄耕法」というユニークな農法へとつながる斎藤晶さん(奇跡のリンゴの木村さんの生き方と重なりました)を始め、北海道で新しい畜産を実践している酪農家へのインタビューをまとめた本です。



ニュージーランド酪農方式の放牧をすれば、経営的に良い結果をもたらす、という吉川友二さんの「放牧は乳量が下がって収入は減るが、牛-草-土の循環ができて経費が下がり、農場のトータルバランスが良くなる」という説明には納得させられました。



また、彼のいうところの「舎飼い(建屋内で牛を管理する近代的な酪農)は草を刈る手間、トラクターを動かすのに燃料がかかり、さらには刈った草なのでエネルギーとタンパク質が落ちているので、お金を払って質の悪い草を食べさせることになる」にも、目からうろこが落ちる思いでした。



放牧酪農は「一町で牛一頭」と限界を決めると「農的循環」が良くなる。そして「太陽エネルギーを最終的にミルクに変える効率が良くなっていく」ということにつながる。しかし、限界を超えて、経済のパイを大きくしていくと豊かさがなくなって忙しいだけになる、という持論を持たれるマイペース酪農の三友盛行さんも素晴らしい。



著者は、インタビューを文字化して編集する「聞き書き」という手法でこの本を書いています。表紙のイラストのかわいらしいイメージとは違い、日本の酪農の現状と未来を示唆する名解説書になっていると思います。



感動しました。今年の締めくくりとして、この本を紹介できてとてもよかったと思います。



最後に「その昔、北海道では来客のために薪をくべ、火を焚くことが一番のもてなしだった」の一節には九州じゃないよな、北国だなーっと思いました。






南阿蘇の山小屋ブログ-牛乳の未来



これが今年最後のブログになります。

皆様、よいお年をお迎えください。



まず1つ目は、海老原喜之助のモザイク壁画(縦1360×横1010cm)の移築です。説明書きには、壁画「蝶」は旧熊本東宝会館の建て替えに伴い、熊本学園大学60周年記念会館オープンにあわせ、その外壁に移築、とあります。

海老原喜之助は、戦後15年間を熊本で過ごし、「海老原美術研究所」を熊本市に設立し多くの人材を育てたことで有名です。

私は、彼の作品では「曲馬」が好きです。

2つ目は、明治27年(1894年)に建てられた熊本紡績の赤れんが工場の一部(旧熊本紡績電気室)を移築していることです。

説明書きには、全国的に見ても、明治20年代の紡績工場建物はほとんど残っていないため貴重な産業遺産である。平成15年、月星熊本工場の閉鎖に伴い解体されることになった際、熊本学園大学が譲り受けこの地に移築された、とあります。

散歩途中、いつも目にしているのですが、あらためて両方ともにそれなりの存在感を感じました。



南阿蘇の山小屋ブログ-モザイク壁画「蝶」01

モザイク壁画「蝶」01





南阿蘇の山小屋ブログ-モザイク壁画「蝶」02

モザイク壁画「蝶」02




南阿蘇の山小屋ブログ-海老原喜之助「曲馬」
海老原喜之助「曲馬」

(熊本県立美術館蔵)





南阿蘇の山小屋ブログ-旧熊本紡績電気室
旧熊本紡績電気室


実証エリアの植物とコケは、生育環境として悪くないようで、元気に育っています。


しかし、農学部の先生に「植物はすくすくと育っているように見えても、それは、本当はとても嫌な環境なのかもしれない。さらなる好条件を探すためにも生育環境の改善や工夫は繰り返しやる必要がある」と言われます。


現状に満足せず、さらなる改善に努めたいと思います。



南阿蘇の山小屋ブログ-クランベリー
クランベリー







南阿蘇の山小屋ブログ-セッコク
セッコク





南阿蘇の山小屋ブログ-ギンゴケ
ギンゴケ





南阿蘇の山小屋ブログ-ハイゴケ
ハイゴケ





南阿蘇の山小屋ブログ-スナゴケ

スナゴケ