お弾き初め会。素人ピアノ愛好家の戯言 | 薬剤師リノより、光り輝くときを求めて

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薬剤師として、長年働いてきた経験を生かして、日々の健康維持や、心の平和を保つために知恵や方法をお伝えしていきます。
医療従事者に方々には、私の経験を生かして、楽しく仕事ができる、ふさわしい仕事につける、ための小さなコツをお話していきます。

素敵なみなさま、こんにちわ!今年初めての連休ですね。

というか、もう、休み飽きた方もいらっしゃるかもしれません。

 

私は、仕事はじめより先に、趣味の初め!がきました。

昨日、ピアノサークルの『お弾き初め会』でした。

お弾き初めとはいっても、いつもの例会、練習会です。音符

とても、響きの良いホールに、スタインウェイのD型のグランドピアノ!素人すぎる私には贅沢な空間でした。

でも、実は、年末に、この会に際して、極々些細な、もめごとがサークルの中でありました。

内容は、書き控えさせていただきますが、まあ、大きなトラブルにならない程度のことでした。ショボーン

 

職場であれ、サークルであれ、人が集まれば、考え方も意見も様々。小さなもめごとはつきもの。でも、それも、これからのために良い方向に向かうためのものであれば、良しとするべきでしょう。

 

昨今の、大人のピアノ熱に、ほだされて、ピアノのサークル、弾きあい会があちらこちらで、開催されるようになりました。

ピアノの教師が責任をもって運営されているところもありますが、その多くは、大人のクラブ!的に、素人の大人が自主的に運営されているところが多いでしょう。

 

そして、多くの場合、ピアノの腕にある程度自信のある方が、参加していることが多いようにも感じます。

私は、大概、その場で、ブービーメーカとなっております。汗うさぎ

 

そして、その実力差が辛くて、退会されたり、二度と弾きあい会にでてこない方もいらっしゃると聞きます。

 

なぜ、弾きあい会にでたいの?

サークルに参加したいの?

という目的をきちんと自分の中で落とし込んでいないと辛くなりますね。

 

私は、学生時代の友人、職場の人間関係以外の知り合いをつくりたかったこと。

そして、人前で弾くという、試練を(笑)自分に与えることで、ピアノの練習にリズムを持ちたかった事。

さらに、他の素人ピアニストが弾く曲を拝聴して、参考にし、自分もレッスン曲の選択の参考になればと思ったこと。

それが主な動機かしら?

 

なので、下手でも、平気。(ちょっとだけ落ち込むときもあるけど)

というか、人とは比べません。私は私なので。もちろん、上手な人の演奏を聴いて、もっと上手になりたい!とは思いますよ。

 

ここでも、他者への思いやりが大切。ほんの少しでも、他者を批判したり、軽蔑しては、楽しくなくなりますよね!

指導できるのは、ピアノ教師だけ。素人の下手な指導はご法度だと思っています。

 

それと、過大すぎる謙遜も他者を傷つけることにもなりますよね。

人により考え方は様々ですが、音大ピアノ科卒をひたすら隠して、演奏される、ピアノの達人もいます。

音大出身と言わないほうが良い場面もあるでしょう。

また、音大出身というのはそれだけで、プレッシャーもあるのかもしれないですが。。。。

 

かなり昔、もう10年以上も前の話ですが、勤務先病院のクリスマスパーティーでピアノ演奏をされたナースがいました。

それはそれは、とても素人とは思えない演奏でした。ラブラブ

彼女に賛辞をのべますと。

『ありがとう。お恥ずかしいわ。実は、私、T音大のピアノ科をでて、結婚して、で、その後、子供を抱えてシングルになったの。それから生活を支えたくて、ナースになったのよね。でも、ずっとアパート暮らしで、子供も小さくて、ピアノからは遠ざかっていたけれど、子供が大学に入って、最近、電子ピアノを買って再開したんだよ。でも、大学の先生に怒られそうな演奏だったね。』と、にこやかにおっしゃいました。

 

確かに、素人とすればすごいけれど、T大学出身か。。。

 

と、生意気にも思った私でした。

でも、演奏の技術とかはともかくとして、そこにはとても優しい雰囲気と飾らない謙虚さがあって、本当に職員一同を和ませたのです。

見栄を張らない美しさ。専門的なことはわからないけれど、大学の先生も認めてくれるのではないかしら?

その日、彼女が弾いたのは、ショパンのワルツ1番。『華麗なる大円舞曲』でした。ルンルン

 

人と比べること、人より優位でいたいこと。

楽しむための音楽には必要ないと思いませんか?

 

まあ、私が下手なので、自己弁護しているだけ!と言われても、反論いたしませんわ!キメてる

 

今年も、少しでも頑張って、少しでも上手になるように練習します!

 

光り輝く時は、私にとって、ピアノと向き合っているときだから。ルンルン