地域の記録を残す活動は、受け継がれた地域史の存在を消す。

地域を残すことを
「地域の記録を残す」あるいは「地域史を残す」と変換する活動は多い。その中で、地域史を「主観による解釈」で作り変え、本来の地域史を消し去ろうとしている事例も存在する。

語り継ぐもの・中越地震データベース構築事業 実行委員会によって
新潟県長岡市小国町にはこんな冊子が残されている。
『小国の歴史・中越地震 丸かじり』 (2009年高橋実著)

この著作の歴史記述は、主観に基づく自身の解釈をあたかも「小国の歴史」であるかのように記述した。
一例を挙げれば、江戸時代の項目「村の支配体制」では、天和検地における新たな名請人の出現を「下人」出身とする誤った主観を記述し、小国の歴史しいては日本の歴史を歪める記述を行った。
このこと一つだけ取り上げても、本来の小国町としての歴史を塗り替えるものであり、語り継ぐものとして適正ではない。

「語り継ぐもの」として適正なのか、データベースの構築公開者は検証すべきである。