春季企画展「粋な古伊万里-江戸好みのうつわデザイン-」新潟県立博物館

開催期間 : 2018年4月14日(土)~5月27日(日)

17世紀初頭、現在の佐賀県有田において国内初となる磁器(伊万里焼)の製造が始まりましたが、当初は大名や公家など限られた階級のみで用いられる高級品でした。
やがて19世紀に江戸が文化都市として成熟をむかえると、歌舞伎や人形浄瑠璃、浮世絵といった多くの娯楽対象が隆盛し、人々は「粋(いき)」な江戸文化を謳歌しました。また、屋台や料亭といった外食産業も盛んとなって、それまでとは違った実用的な生活食器が必要とされるようになり、伊万里焼もそれまでの豪華絢爛な作風ではなく、時代背景をもとに町民文化のなかに溶け込んでいくようになりました。
本展では、初公開の古伊万里コレクションを通じて、江戸時代の人々が好んだ「粋な古伊万里」に注目し、その驚くべき意匠(デザイン)世界を探ります。