『AIが「答えの出ない問題」に答えてみた。』(Catchy著、伊藤新之介・成田修造監修)を読みました。
この本は、AIを使って歴史上の人物を生成し、人類が現在直面している重要なテーマのさまざまな問題に対して、AIプロジェクトがどのような回答をするか検証したものです(はじめに、より)。
歴史上の人物は、以下の20人になります。
聖徳太子、ナポレオン、
徳川家康、渋沢栄一、
アインシュタイン、孔子、
エリザベス一世、始皇帝、
ニーチェ、ガンジー、
リンカーン、チンギス・ハン、
田中角栄、レオナルド・ダ・ヴィンチ、
エジソン、坂本龍馬、
北条政子、マルクス、
アリストテレス、マザー・テレサ
錚々たる顔ぶれです。
読み進めていくと、表紙裏にあった「AIが仕事と人生の参謀になります」と書かれているのですが、確かに…と思えます。
特定の条件下で特定の人物の個性を反映した意思決定の精度は、これからも信じられないスピードで進化し、数年もかからずスタンダードになっていき、いずれは選択の必要性もなくなってくる、と著者は言います。
AIの現状を注視し、AIと接する機会をどんどん作ろうと思います。