「宇宙兄弟とFFS理論が教えてくれる あなたの知らないあなたの強み(古野俊幸 著)」を読みました。
この本は、人の個性への理解を深め、個性の活かし方を学ぶためのものです(まえがき より)。
FFS理論とは、ストレス理論をベースに研究されたもので、環境や刺激に対する感じ方や捉え方の特性を5つの因子として計量化したものです。
質問に答えると5つの因子にストレス状態が数値化され、それらの数値から個性に影響を与えている因子を特定していきます。
「宇宙兄弟」という、宇宙飛行士を目指す南波六太、南波日々人の兄弟の成長と活躍を描く作品があるのですが、その作品に出てくる多彩な個性のキャラクターたち25名の特性を説明し、作品の中でどのように課題や解決策などのヒントを得られるようになっています。
この本から学んだことは…(以下本文抜粋)
・自己理解が人生の基盤である。
・周りの人の個性を理解することで、より良い人間関係を築くことができる。
・タイプによって「人生の目標」の探し方が違う
・「決められない」のは立派な個性であり武器である。
→無理に強くなるより「強みで戦う」ほうがいい
・上司のタイプ、部下のタイプにより、対応が異なる。よく見極めよう。
・リーダーは強くなくても良い。安心を与えるタイプの方もいる。特に日本人に多い。
・「いい人と思われたい」気持ちが自己承認になってしまい、相手の成長の機会を奪ってしまうことがあるのて気をつけて。
・優れたリーダーは、異質の個性のメンバーを周りに置いている。
・「弁別性が高い人」は参謀役に向いている。
・人は人との関係性で成長する。
本の後ろに「FFS診断宇宙兄弟バージョン」のアクセスコードがあり、診断を受けることができます。
実際やってみて、それを基に読んでみると、納得いく場面が多々ありました。
職場のメンバーとの人間関係は今のところ問題なく日々過ごすことができている(と勝手に思っている)のですが、今後も今回の診断の結果を参考にしていきたいと思います。