前世のイギリス貴族、炊飯器には炊飯器のプライドがあることを知る

今日は、炊飯器を使ってスフレチーズケーキを焼きました。

クリームチーズをなめらかにしているところです。

これがなかなか難しい。
とにかく力がいるのです。プロセスチーズではなくナチュラルチーズを使ったというのに。
前世のイギリス貴族はお嬢さま。非力で当然ですわね。
しかし、この過程を疎かにすると、あとあとエライ目に遭うのはわかっています。
頑張りました。💪💪💪



NASAが開発したとしか思えない優れもの。
完全手動式泡立て器です。

卵の黄身と白身を綺麗に分けて、そのまま泡立て器として使えます。

白身に砂糖を加え、黄色の棒をシュポシュポと上下に動かすと、3分ほどで、この泡立ちに。さすがはNASAの技術です。

ありがとう、NASA。
こんなに素晴らしいものを、日本で100円で販売してくれて。

卵三個分のメレンゲを、
アッ!　と言う間に完成させたNASAの完全手動式泡立て器に拍手。👏👏👏

なんか、ボールが美しくないように写っていますが、実物は、ちゃんと洗浄してピカピカに綺麗です。
だって、滅多に使わないんだもの、って、コラァ!!!
光の反射のせいか？

しかし、いったいどんな目的があって、
NASAは完全手動式泡立て器を開発したのでしょうか。
知らんけどな。


黄身とクリームチーズを混ぜています。ゴムベラが欲しいです。



クリームチーズとメレンゲを混ぜています。

誰が開発したのか知らないけれど、昔からあるこの泡だて器も、
ティーは好き。
お菓子を作っている、という自分に酔うことができます。


米粉はメレンゲの前に加えています。

分量は？
クリームチーズ220ｇ、卵三個、あとは例によって適当です。

高級オリーブオイルを塗った炭窯に入れました。
違和感は否めない。

しかし、やれ卵だ、クリームチーズだ、NASAだ、米粉だ、炊飯器だと、忙しいことですな。

頑張れ、炊飯器!!!(*￣0￣)/ オゥッ!!
 

約50分後。
意外にも綺麗に焼けたわ。

中までしっかり火が通っているのは、さすが炊飯器と言えましょう。
ありがとう、三菱。

信じられない!

自分で作ったとは思えない美味しさ!!!
一度に二切れ食べてしまったわ。

今回の教訓。
やはり、炎を制する者はケーキを制するのであります。💪💪
炎というよりは熱ですが、食材への熱の加え方が味を左右する。
あと、NASAの技術!!!
ティーはもう、片面焼きの魚グリルでケーキを焼くことはないでしょう。

なお、今回のレシピは、ＹｏｕＴｕｂｅを参考にさせていただきました。
なお、NASAが開発した、というのは、製品に対するティーの最大限の褒め言葉です。
なお、まだあるんかいっ!

いえ、もうありません。

ただ、心配なことはあります。
十年間使った炊飯器なので、潰れてもしかたがないと思ってケーキを焼いたのですが、なかなか良い仕事をしてくれました。

でも次回、今までのように炊飯をしてくれるとは限らないよね。
炊飯器が、
「ケーキくらいお安い御用だ。いつでも焼いてやるよ」
と思ってくれたのならいいのですが、
「俺の気高き炭窯に、よくもコテコテしたクリームチーズを入れやがったなっ!　炊飯器には炊飯器のプライドってものがあるんだよっ!　こんな扱いを受けるなら、もうご飯も炊いてやらないよっ、ベーッだ!」
と、ヘソを曲げていたら、どうしよう……。

本炭窯の炊飯器君、１０年間ありがとう。
まだご飯も炊き続けてくれるのなら、嬉しいです。

でも次回は、ケーキも焼ける炊飯器を買おうと思っています。

サンキュー