「悲粒」 僕は君の声を 僕は君の目を 僕は君の髪を 僕は君の耳を 傷つけ壊しそれでも生きていて時々 その胸苦しさに夢から醒める 夢の中の君は誰も恨まず ただ僕にだけ手を伸ばし 足元の水溜りは流した涙の数だと気づいた時には 何もかも遅過ぎる 誰も信じてくれないだろう この世界で一番傷つけた人を 僕は愛していた 確かに愛していた