「十字架」踏み切りの向こうにもう一人の僕 たぶん彼は光の方 こちらを振り返り 手を振って駆け出して行く 赤い信号が心臓の鼓動のよう 気が狂いそうな孤独に耳を塞いだ 君が差し出したほっそりとした白い手は 今なにを求めて伸ばされているの 沈黙を塗り潰すように言葉を探したけれど 本当は違う ただ抱き締めてあげれば良かった その誰より繊細な心が壊れてしまう前に 踏切が上がれば車も人も動き出す 何もかもが過去になるけど 僕の罪は消えない 君を傷つけた 僕の罪は消えない。