死別の悲しみの癒しの広場というホームページがあります。
彼の死後、たどり着いたホームページでした。愛する人を亡くした人の為の100の言葉という書籍を書いた中原けいさんが、このホームページを立ち上げています。中原さんも自死遺族です。
久しぶりに、気持ちが落ちていたので、このホームページを見に行きました。
その中で共感したというか、ハッとした文章を紹介します。
セカンドベスト
願いはただひとつ、その人が生き返ること。しかし、いくら神様にお願いしてもその人は帰ってこない。
残念なことに、どうにもならない。いちばんの願いが叶わない。人生が思うようにならない。どうしたらいいのか?
神様を恨めばいいのか?
---いいえ。心の闇を増やすだけ。
気が狂えばいいのか?
---いいえ。生活の苦労を増やすだけ。
命を経ってしまえばいいのか?
---いいえ。悲しみをさらに広げるだけ。
いちばんの願いが叶わないのなら、次善のこと、セカンドベストなことをするしかない。
その人を大事に想い供養しながら生きること。その人の願うだろうことをすること。自分が死んでしまったせいでこの人が悲しく惨めな人生を送ることになってしまったと思わせないように生きること。
-そう幸せに生きること。
この世に思い残すことなく、寿命が尽きるまで生きたら、その人に迎えにきてもらって、褒めてもらうこと。
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