猫のGさん

なかなかすっきりしません。

 

膀胱炎の治療はしていますが

おしっこが出にくかったり

発熱したり…

 

高齢のオス猫は要注意の

泌尿器系トラブル。

 

Gさんママの心配は続いています。

 

病院に行かないと心配だけど

病院はGさんにとってストレス

 

通院の判断のしどころが難しい。

 

なので、毎日

 

食事の時間・量

排泄の時間・量

飲んだお水の量

お薬の記録 

その他気になる様子など

 

Gさんの観察記録をシッカリとつけ

通院を決める判断材料にしています。

 

こうすることで、通院時

症状や心配の伝え漏れもありません。

 

観察記録をつけるきっかけは

ある獣医さんのお言葉でした。

 

「この子は喋れません。

毎日一緒にいる家族が

この子の今の気持ちや状態を

この子に代わって 話してあげてください」

 

猫のGさんの気持ちを代弁?

すごく難しいと感じました。 

 

そのつもりでも

Gさんの気持ちに寄り添えているのか

ほんとのところは

Gさんにしか分かりません。 

 

だからこそ、少しでもちゃんと見て

正確に状況だけでも伝えたいと

思ったのが記録の始まりでした。 

 

その獣医さんは

こうも おっしゃいました。

 

「ペットの治療法を決めるのは

結局は飼い主さんです。

獣医ではありません。 

 

獣医は、飼い主さんの希望の中で

できる限りのことをするしかないのです。 

 

- できる限りのことを希望するのか

- ここまでだけ と決めて治療するのか

- もう治療はやめるのか 

 

結局は飼い主さんにゆだねられています。

 

だからこそ、

この子の声を聴いてあげてください」

 

とても重い言葉で、

Gさんと通院するたび思い出します。

 

ペットは飼い主しだい。

せっかく我が家に来てくれたペット。

その命を大切にしなくてはと

飼い主の責任を感じる今日この頃です。