餃子の王将、値上げの衝撃
「餃子の王将」を運営する王将フードサービスが苦しんでいるようだ。
2014年10月~15年2月の既存店客数は前年同期比11%減。
顧客層を広げるため「安さ」と「量の多さ」に頼った従来戦略の
転換を進めているようだが、副作用も垣間見えるようだ。
同社は出店ペースを従来の半分に抑え、経営改革を加速させる方針らしい。
その道のりは険しいようだ。
「想定以上の影響だ」
幹部は昨年10月1日の値上げについてこう漏らしているようだ。
食材価格上昇で全店の共通メニュー約40品を5~10%値上げした結果、
減少傾向にあった客数が一段と落ち込んだようだ。
既存店売上高も10月こそ前年同月比0.5%減にとどまったが、
その後は2~9%の減少が続いているようだ。
単純値上げでは顧客の支持が得られないとみて、値上げの一週間後には
ギョーザなど主要食材を国産に切り替えたようだ。
国産化に伴うコスト上昇は年約2億円らしい。
顧客にアピールするために渡辺直人社長が急きょ打ち出した施策らしい。
MJ紙面にはグラフ等を使って苦戦する「餃子の王将」が描かれている。
<ヒント>
値決めは商売の需要なポイントだ
安すぎては利益が無く、商売が継続できない。
高すぎては顧客から選ばれず、商売自体が成り立たない。
飲食店では、消費者心理を考え、自社のイメージを考慮して
1円単位、10円単位の微調整が重要だ。
消費者が抱く店舗イメージの刷新は難しい。
高級店がリーズナブル店(低価格店)を展開する場合は、
比較的成功しやすいが、
リーズナブル店が高級化・高価格化するのは、難しい。
既存のイメージ・印象があるからだ。
納得できる価値観・お得感を演出できるかが成否を分けるだろう。
どのような改革に取り組みつつあるか、
一度「餃子の王将」に行ってみたい。
記事が気になった人は駅などでMJを購入してくださいね。
では、また!
