縁の下の東レ 流行も機能も <日経MJ・10月15日・トップ記事から> | コンサルタント戸田浩司のブログ

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縁の下の東レ 流行も機能も


欧州の高級ブランドが注目するプリント生地、

心拍数も計測できる機能性繊維など、

東レがファッション分野で存在感を増しているようだ。

長年培われてきた技術をもとに、

消費者の嗜好に合った線維を開発・供給するスタイルが

ファーストリテイリングなどの小売業だけでなく、

異業種にも受け入れられてきたようだ。

東レが進めるファッション戦略から目がはなせない。



ルイ・ヴィトン、プラダ、フェラガモ、モンクレール…
9月にパリで開かれた世界最大級の服地見本市「プルミエール・ヴィジョン」
欧州の名だたる高級メゾンの担当者が東レの展示ブースに詰めかけたようだ。

そんな中、アパレル向け営業を担当する婦人・紳士衣料事業部の山田浩部長は

会期途中でパリを後にしたようだ。
向かった先は欧州にある生地プリントのデザイン事務所らしい。
欧州でのプリント図案を買いつけるのは初めてだが、

さっそく数十種類の図案を購入したようだ。



プルミエール・ヴィジョンに先立つ8月下旬、

東レは東京・南青山のカフェを借りきって

2015年春夏向け生地の展示会を開いたようだ。
「線維から縫製まで一貫した高品質のメードインジャパンの

 ファッション素材を提供する」(山田部長)姿勢をアピールしたようだ。

・東レ

1926年に創業し、50年代には米デュポンと技術提携し

国内に先駆けて合成繊維のナイロンを本格生産した。

90年代以降、国内の合繊メーカーが相次ぎポリエステルなどから撤退するなか

「3大合繊」の生産を続けてきた。

20143月期の売上高18300億円のうち、約4割を繊維で稼ぐ。

フィルムや水処理膜、半導体材料なども手がける。

航空機の部材などに使われる炭素繊維では世界シェア首位。

DNAチップや医薬品などの医療分野にも力をいれる。



<ヒント>

ユニクロのヒートテックの季節ですね。

ユニクロに提供する発熱保温の機能性繊維以外にも、

心拍数が測れるシャツや、すぐ乾く肌着など、

高い技術力と開発力が東レの強さの源泉のようだ。

構造不況業種ともいわれる繊維産業。

東レは北陸の染色企業約100社と「東レ合繊クラスター」という

従来の取引関係を超えた関係を構築しているらしい。
従来の常識的な発想の枠を超えた発想やニーズに技術力と開発力で対応する。

幅広い連携とチャレンジがポイント。

これからの新機能商品の登場が楽しみだ。




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