プリン体ゼロ 「2席」に残れ
9月2日、アサヒビール、キリンビール、サントリー酒類が、
痛風の原因とされるプリン体をゼロにした発泡酒を
一斉発売したようだ。
先行するサッポロビール「極ゼロ」に
3社が同時に新商品をぶつける異例の展開のようだ。
第三のビールの成長で存在感が薄れていた発泡酒だが、
税制問題も絡み、再び脚光を浴びたようだ。
プリン体ゼロは、低迷するビール類市場の救いの神になるのか?
売り場の定数とされる「2席」というのがあるらしい。
今後はこの「2席」へのシェア争いになるようだ。
「他社の追随が想定よりずっと早かった」サッポロビールの幹部は
こう打ち明けているようだ。
サッポロが税率の最も低い第三のビールとして「極ゼロ」を発売したのは
昨年6月。
「世界初のプリン体・糖質ゼロ」をうたい文句に中高年の支持を集め、
発売から半年で358万ケースを売り上げるヒットとなったようだ。
だが、今年1月に国税当局から製法に関する照会を受け、
5月末に製造を中止。
製法を一部見直し、7月15日に発泡酒として再発売したらしい。
この思わぬ「横やり」が、プリン体ゼロの注目度を高め、
上位3社の参入を許す結果となったようだ。
誌面にはビール4社の主な機能系商品として発泡酒、第三のビールの
商品が写真付きで、糖質+プリン体対応、糖質対応という区切りで
判りやすく説明してある。
また、週間ごとの各社主要品の消費者購入金額の推移が、
日経POSデータの販売実績(1,000人当たりの購入金額)を元に
グラフ化されており、こちらも判りやすい。
各社拮抗という感じだ。
誌面には各社の特徴がワンフレーズで紹介されている
・「本家」の意地 サッポロ
・得意分野で気合 キリン
・マーケ強み サントリー
・付き合い程度? アサヒ
という感じだ。
<ヒント>
各社のシェア争いは、消費者のお試し一巡後が勝負になるようだ。
面白いのは各コンビニエンスストアの扱い。
全てのコンビニが横一線で全商品を扱う訳ではないようだ。
店舗の広さに制限があるから当然だが、主要全品そろうローソンに比べ、
セブンイレブンでは店頭に無い商品もあるようだ。
メーカーが躍起になってCMや宣伝を行っても、
消費者が実際に購入する店頭には無い場合があるという事。
メーカーと流通の力の入れ方のバランスの差だ。
こんな視点で売れ筋商品やお気に入り商品を探すのも面白いと思う。
トップ記事が気になった人は駅などでMJを購入してくださいね。
では、また!
