LIFE FITNESS 主催
HAMMER STRENGTH
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パワー向上のための
クイックリフト
11月6日(金)にクイックリフト習得セミナーの講師を担当させていただきました。
クイックリフトは僕自身が大好きで、普段から自身のトレーニングや、必要とされるお客様への指導へ取り入れています。
今回のセミナーではスナッチ、クリーン、ジャークの動きの習得を目標に、過去に僕自身が勘違いして苦労した部分や、トレーナーの方が勘違いしてしまいやすいこと、クイックリフトで獲得したパワーをどう応用していくのか、などをお話させていただきました。
1.定義や効果・局面の解説
セミナーの最初は座学です。ここではクイックリフト=パワー(爆発的)エクササイズに分類されるという事や、パワーエクササイズの定義と効果、スナッチ・クリーン・ジャークの各局面について簡単にお話をさせていただきました。
2.スナッチの習得
実技の最初はスナッチの習得から。
最初にウォーミングアップとして、オーバーヘッドスクワットをみなさまに行っていただきました。オーバーヘッドスクワットというと、ただバーベルを頭上に上げた状態でしゃがむ動作をイメージしますが、スナッチのキャッチにつながる動きになるので、細かい部分で意識して行うポイントがあります。
肩関節や足関節、胸椎などの可動性が必要となりますので、最初は苦労しますが、継続的に行うことで習得していくことができます。
段階的にスナッチの動きを習得していき、最後は実際にスナッチの動作を行います。通常のウェイトトレーニングの動作とは違う部分も多いので、その違いに苦労される方も多かったです。
3.クリーンの習得
スナッチに続き、次はクリーンの習得です。フロントスクワットから入ります。フロントスクワットも、クリーンのキャッチにつなげるので綺麗に行える事が理想です。その後はハイプルなどの練習から最終的にクリーンの実践までつなげていきました。
クリーンのグリップは肩関節の柔軟性が求められます。肩のストレッチやドリルを行い、クリーングリップが取りやすいようにしていきました。
4.ジャークの習得
最後はジャークの習得です。一見簡単そうな動きなのですが、綺麗にキャッチするためには、身体の使い方が重要になります。
ジャークの後は、クリーンからジャークまでつなげるクリーン&ジャークまでみなさまに実践していただきました。
5.どう動きへつなげるか
6.最後に
セミナーではクイックリフト種目の実践をテーマにお話をさせていただきました。最初は難しく、悩みながら行いますが、慣れてくるととても面白くやりがいのある種目です。実際にご自身のトレーニングでクイックリフトを実践して習得し、指導へと生かしていただければと思います。
今回のセミナーで行った内容がご参加のみなさまの今後の活動のお役に立てば幸いです。