ダニエル・ドーソン | Pound For Pound

ダニエル・ドーソン

キック出身のボクサーとしてPABAタイトルを保持すると共に世界ランキングにも名を連ねるオーストラリアのダニエル・ドーソン。

ブリッグスやスケルトンと違い、このドーソンは今でもKー1MAXや豪州の大手プロモーション『Xプロージョン』などのリングでキックの試合にも出場。

ただこのドーソン、やや中途半端感が拭えない。

というのも例えばMAXでは今年4月の世界最終選抜で、ジョーダン・タイを圧倒しオセアニア代表の座を勝ち取るも、結局ボクシングの試合を理由に開幕戦を欠場。

さらに10月の決勝トーナメントもリザーバーとして抜擢されるも、これもボクシングの試合を理由に結局はキャンセルに。

ボクシングを優先するならそれで別にいいんだけど、結局は6月、10月のボクシングの試合も流れてしまっているし。

MAXではトーナメントに参戦しようとせず、ボクシングでも世界戦実現に向けて上位ランカーとの試合に望む気配もなし。

そんなところから、ドーソンのターゲットが何なのかなかなか感じられず中途半端感を感じてしまう。

まぁドーソン個人のせいじゃなく、マネジメントがしっかりしていないかもしれないけど。年齢ももう30歳だし、そろそろ勝負をかけることも必要なところ・・


ドーソン対タイ


と考えたりしていた矢先、そのドーソンがボクシングでなかなか危険な相手との試合に望むことに。

12月14日 オーストラリア


IBOミドル級タイトルマッチ

ダニエル・ドーソン 対 ダニエル・ゲール


相手は同国人の無敗のライバル、ゲール。かつて対戦が決まりながら、試合が流れた経緯のある相手。この試合にはIBOという世界マイナータイトルが賭けられる模様。

これでドーソンが勝とうものなら、Kー1がまた『現役のボクシング世界王者登場』とか間違いなく煽るだろうから、若干のウザさはあるけど、ここは何としてもドーソンに勝利してもらいたい。この試合に勝てば、世界初挑戦の話も一段と具体的になるだろうし。

ドーソン対タイ


でも個人的には、今のスーパーウェルター級の王者の顔ぶれを考えると世界王者になるのはちと厳しいだろうから、ドーソンにはMAXに集中してもらいたいという気持ちもある。


ボクシングのランカーだけあって、MAX勢の中ではそのパンチテクニックは抜群だし、もちろん元々はキックボクサーだからただのボクサーのようにローキックで生まれたての子馬状態になるなんてこともなし。


実際、昨年のSーCUPでは敗れたとはいえMAX王者アンディ・サワーと互角の勝負しているし、ヴァージル・カラコダには勝利。MAXの中でもかなりの実力者であることは間違いなし。今年ベスト8ファイターのザンビディスやキシェンコあたりにはまず勝つでしょ。

来年は是非トーナメントに参戦して、クラウス、ブァーカオ、魔娑斗との対戦でその実力を披露してほしい。


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