えらいぞ、ファン・ディアス | Pound For Pound

えらいぞ、ファン・ディアス

巷では大晦日の格闘技大連立の話題で盛り上がっていますが、自分はこのニュースに"ビビッ”と反応。


オスカー・デラ・ホ-ヤのゴールデン・ボーイ・プロモーションが、3冠(A・F・O)世界ライト級統一王者フアン・ディアス(米)とWBO世界同級暫定王者マイケル・カツディス(豪)のWBO指名試合の興行権を150万ドル(約1億6500万円)で落札した。(TEIKEN.COM より)


世界王座認定団体の乱立。スーパー、レギュラー、暫定と世界王者の大安売り。行われない正規王者と暫定王者の統一戦。せっかくタイトルが統一されても指名試合よりビッグファイトを選び、結局王座剥奪→タイトルの分裂の繰り返し・・


と団体、そして王者たちが目先の金を求めるばっかりに、現在のボクシング界は非常に深刻な状態に。


そんな中で特筆すべきなのが、このWBA・IBF・WBOライト級王者のファン・ディアス。

ここまで33戦全勝。年齢もまだ24歳。3年前にラクバシ・シンを攻略しWBAタイトルを獲得。そして今年4月には大物アセリノ・フレイタスをTKOで下しWBOタイトルもコレクションに。さらに先月には同性の強豪フリオ・ディアスをストップしIBFタイトルをも吸収し3団体統一に成功


これだけの実績を積みあげれば、周囲の注目が上がるのは当然のこと。最近では現在ボクシング界最大のスーパースターと言っても過言ではないマニー・パッキャオの対戦相手候補にも挙げられることに。


パッッキャオ戦が実現すれば、世界戦数試合分のファイトマネーを稼げるのは間違いなし。ディアスとしても何としても実現させたい試合のはず。


その一方で3団体統一王者ともなると、毎試合ごとに各団体から指名試合を求められることに。そして今回WBOから義務付けられたのがWBO暫定王者・マイケル・カツディスとのWBOタイトル統一戦。


この暫定王者カツディスがなかなかの強豪。ここまで23戦全勝、そして20のKO勝利。パンチがある上に手数も出るなかなか厄介な相手。


パッキャオ戦実現までは絶対に負けは許されないディアス。普通なら強豪カツディスとの対戦を避けてWBOタイトルを放棄というのも十分ありえる話。しかし、ディアスはカツディスとの統一戦を受けることに!


これぞ王者の姿勢。指名挑戦者、暫定王者の挑戦を受けるのは王者として当たり前のことなんだけど、最近の嫌な風潮を見ているとディアスがすごい立派な王者に見えてくる。


カツディスが危険な相手とはいえ、充実の王者ディアスの勝ちは間違いないでしょ。そしてパッキャオ戦も実現させて、さらにはWBC王者デビット・ディアスとの「ディアス対決」も制し、今後も各団体の指名挑戦者達を粉砕し続け、ディアスにはライト級の絶対王者として君臨してもらいたい。



ファン・ディアス 対 フリオ・ディアス


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