昨日は終盤でネットにつなぐことが出来なかったので1日遅れです。

ということで11/15の土曜日ですね。

 

この日はいつもより30分早く目覚ましをセットして5時半起床。

歩き始めた6時すぎは本当に真っ暗でした。

 

出発を少し早めたのは朝早くから朝食を摂れるお店を見つけておいたから。

散歩途中による形で、こちらで海鮮丼の特盛を。

 

メニューの写真はちょっと盛ってる感じがしましたが、それでも1,750円でこの内容なら満足ですね。

ネタが7,8種類くらいあるように思いますし、おかずも一品ついていますしね。

 

ご馳走様でした。

 

駐車場まで戻り身支度を整えて出発してまず立ち寄ったのはこちら。

 

中も見学できましたが、当然撮影禁止です。

ともかく、教会の雰囲気は嫌いではありません。

と言うか、好きですね。

 

本来最初に立ち寄りたかったのはこちら。


9時から開館のはずなんですが不在だったのでその上に建っていた教会に先に行ったというわけです。

ですが、戻ってきてもまだ不在で。

無料なのに電話で呼び出すのも悪いよなあと思いながらポスターを見ると入館料が200円とあります。

僕の勘違いみたいですけど、お金かかるならパスしようと先に進むせこい男です・・・。

 

たまたま立ち寄った道の駅はイベント中のようで。

200円でみかん詰め放題というのに挑戦してみました。

 

サイズは大小ありますが、数えてみると23個ありました。

十分お得と言って良いんだと思います。

 

この道の駅でのオドメーターが6並び。

 

良くないのかなと思いつつ、これは僕が乗り出したときにゼロではなかったんでまあ僕には関係ないかと思うことにします。

 

すぐ近くにある遠藤周作文学館に。

 

実はここに来ることを決めてこれまで読んだことのない遠藤周作作品を読もうと思っていて。

オーディブルに関しては後述しますが、まずは『沈黙』。

それから『イエスの生涯』。

 

遠藤周作がクリスチャンというのは知っていましたが、長崎県生まれのためで、この文学館が外海にあるのもそのせいだと思っていたのですが全然違っていましたw。

僕が最初に読んだ『沈黙』に由来していると知って読んでいて運が良かったと思いましたね。

 

それにまさにこの当日に偶然こんなツアーが開催されていました。

 

時間的に間に合いませんでしたし、土曜日ですからだいぶ前に受付終了してたんでしょうけども。

 

館内は基本的に撮影禁止で一部こんなのだけ写真が撮れます。

 

どこかにあったような気がしますが、フラッシュを焚いたときだけ画像が出てくる仕組みですね。

 

道の駅に再度戻り期間限定のマロンソフトをパクリ。

 

今日のメインイベントは池島の炭鉱見学ツアー。

13時前のフェリーで池島に渡り、総勢11名のツアーに参加します。

 

トロッコ列車?に乗って坑道に入ります。

 

時代的に新しい炭鉱なので、これまで見た田川や世知原と違って手掘りではありません。

 

男女雇用機会均等法の唯一の例外とガイドが説明していましたが、女性の炭鉱労働は法律で禁止された後ですので半裸の女性はいませんw。

それから、皆で大風呂に入る必然性があることから入れ墨が入っている労働者も一切受け入れなかったそうです。

 

炭鉱見学の方は極力参加者に実演させる流れ。

僕はダイナマイトの発破を担当して、見事に成功しましたw。

 

一通りの見学が終わった後はオプションツアー。

実はこっちのほうが断然面白かったです。

 

こちらは火力発電所跡だとか。

 

送電ケーブルが海中を通っているそうですが悪天候時には遮断されることもあるそうで。

最低限の電源を確保するべく火力発電所を自前で持っていたそうです。

もっとも燃料の石炭がそれこそ売るほどあるんですから、そもそもその方が良いような気が。

そして、発電時の熱を使って海水を蒸留して用いていたとも。

 

建物自体はまだしっかりしているようで部屋にも入れましたし、屋上にも登ることが出来ました。

ただ、植物にどんどん侵食されていっています。

 

日当たりとかに関連しているわけでも無いそうですが、その侵食度合いにだいぶ差があります。

何が原因なんでしょうね?

 

こちらは竪坑に降りるためのエレベーター跡です。

 

安全を願う女神像ですが、もはや意味を成しません。

 

こちらが炭鉱から仕事を終えて帰ってきた労働者が入るお風呂。

 

そりゃ真っ黒のまま家に変えるわけにはいきませんから、ここで自身の身体と作業着を洗ったそうです。

念入りに洗剤で洗う人もいればどうせ翌日また汚れるんだからといい加減に水洗いだけの人もいて性格が出るそうです。

僕は後者よりかなあw。

 

もはや何階建てだか分からなくなっています。

 

こちらはまだ現役の郵便局だそうです。

 

ネコが写っていますが、この島ではネコが一番多いそうです。

 

ガイドの方が「一番多いのはネコですが、二番目も人間ではないんです」と言っていて、ツアー参加者が「じゃあヤギですか?」と。

 

実際ヤギは何頭か目にしました。

草ボウボウですから乳でも出してくれればウインウインの関係かと。

 

で、答えは何とイノシシ。

隣の松島から海を泳いでやってくるらしいんですが、こっちの方がエサ豊富なの??

ということで、「ネコ、イノシシ、ヒト、八木」という順序だそうです。

 

充実したツアーが終了しました。

オプションの追加料金はわずか450円です。

行かれる方はぜひオプション有りをおすすめします。

2027年3月までとなっているのでお早めに。

 

帰りのフェリーを待っている場所にも数匹のネコが。

しゃがむと寄ってきて撫でてやると気持ちよさそうにします。

 

イヌ派の僕ですが、こうして人懐っこく寄ってくるとネコもいいなあと思いますね。

うちの愛犬はエサで釣らないとあまり寄ってこないもので・・・w。

 

左のネコも寄ってきたんですが、僕に肛門を向けて後ろ足を立てるんですよね。

 

どういう意図があるのか分かりませんが糞が飛んできたら嫌なのでやんわりと向きを変えさせましたw。

 

ちょうど火力発電所のローソクに太陽の日が灯るような絵面にしてみました。

 

さよなら池島!

 

そんな僕が航海中に興じていたゲームのお題は船でした。

 

この後は暗くなる中を一気に北上。

この日はハウステンボスの花火があることがわかっており。

とは言ってももちろん入場料を払って園内で見るつもりなんかございません。

 

過去の旅の経験からここからなら見えるんじゃないかと思ってきたのは西海橋を見下ろせる展望台。

 

サイズはだいぶ小さくなってしまいましたが、僕にはこれで十分です。

事前に入手していたプログラムとズレており、車に戻りかけると何発も上がって、逆に見に行くとしばらくシーンとしていたりめぐり合わせが悪かったですけどね。

 

翌日は平戸でイベントがあるのが分かっていたので、当初は再度平戸・佐世保に戻ろうと考えていたのですが移動にかかる手間を考えて予定変更。

逆に南下して長崎市内に入ってしまうことに。

 

朝8時過ぎの海鮮丼から食事という食事は摂っていなかったんですが、立ち寄ったマックスバリュにも21時すぎだともうお弁当もなく。

仕方なくパンと刺し身という訳の分からん組み合わせでの夕食と相成りました。

 

書籍は2冊。

 

 

上述の通り、今回の旅行に合わせて慌ててダウンロードした僕にとって初めての遠藤周作作品です。

全般に暗いわけですが、まあこれは内容的にしょうがないですね。

実際の書簡を訳しただけなんじゃないかと最初思ったんですが、まあそんなこと無いですよね。

事実をベースにしたフィクションといったところでしょうか。

 

遠藤周作文化館で知ったのですが、主人公のモデルとなった司祭のお墓が何と調布の教会にあるそうです。

これは是非行ってみないといけませんね。

それから数年前に映画化もされているそうなのでこちらも観てみたいと思います。

 

 

これは著者が神学者のような観点で書いた作品かと。

イエスについてはそれほど前じゃないと思いますが映画を観ました。

何かよく分からなかったイメージなんですけど、もう一回観てみようかな。

裏切り者とされるユダの解釈なんかは興味深かったかな。

 

ともかく、この2作品はどちらもがっつりキリスト教に関するお話。

普通の小説も読んでみたいと思い、早速別作品を聴き始めています。

 

それから遠藤周作はかなりユーモアのある人間何だということを文学館で知り。

オーディブルには無いみたいなので図書館で借りて読んでみようと思っています。