二日目は4時前に起床。
本来はこの日に羽黒山を登って翌日に月山・湯殿山と思っていたのですが翌日は雨との予報。
羽黒山は石段を登るだけみたいですので、長丁場が想定される月山・湯殿山を好天予報の今日に前倒しすることに。
暗い山道を車で登って月山八合目の駐車場まで。
まだ陽が出ていないとは言え、7℃まで下がるとは思いませんでした。
防寒用途にも使えると雨合羽を持ってきたのは正解ですね。
上下とも着込んで5時過ぎに出発です。
ここから月山山頂を経て湯殿山神社までのコースタイムは5.5−6.0時間との事前情報。
縦走なら問題ないですが、僕は往復です。
体力には自信がありますけど、頭の中で大体の関門時間を設けて、駄目なら引き返そうと思っています。
早速朝日が迎えてくれました。
順調に進んで月山山頂付近です。
立入禁止になっていましたので、つい前週終了して閉山になってしまったからなのかと思っていたのですが
回り込むと祠?にはたどり着くことが出来ました。
開山期間だとここの扉が開いているということなのでしょうか??
早々に参拝を済ませて先に進みます。
尾根歩きの手前で小さな虹に出会うことが出来ました。
シャワーとか人工的に作ったものを除けばこれまでで一番小さなサイズの虹かもしれません。
ともかく、疲れも取れるような気がして気分が良いです。
とは言え、ここまでの道中足を取られて何度も転んでおり。
左膝の外側靭帯と右の腿前の筋を少し伸ばしてしまったようです。
幸いさほど歩くのに師匠はないですが。
こちらの分岐にトイレがあったので小用を足します。
そこで指から血が出ていることにも気づきました。
ですが、ここからが更にキツかったです。
何か写真ではよく分からなくなっちゃいましたが、ハシゴ場があったり、
この先には完全に沢下りをしないと行けないようなところもあり。
何とか二足歩行で下っていたのですが、一度完全に足を滑らせて派手に転んでしまい。
そんなに強くではないですが岩に頭をぶつけてしまいました・・・。
打ちどころが悪かったらやばかったと怖くなり、ここからは恥も外聞も捨てて四つん這いで後ろ向きに降りるという方法に切り替えました。
尤も誰も見ていないですけどね。
やっとのことでゴールと言うか折り返し点の湯殿山神社に到着しました。
お祓いの後に参拝を済ませました。
その後持参したパンでお腹を満たします。
ここまで順調に来れていたのは一応データを確認です。
往きの行程は時間がちょうど3時間、距離もちょうど9kmということでした。
まあ距離はともかく時間の方は進みが遅いとオートポーズがかかるので実働時間とはリンクしません。
到着が9時すぎでしたからここまでの所要時間は4時間くらいということになりますね。
帰りは登りがメインなのでより時間が掛かるとしても14時までには戻れるかなとおおよその目標をつけます。
後は戻るだけですので気は楽なのですが、身体的にはなかなかキツイです。
花は気分を癒やしてくれますが、気休めくらいかなw。
もう9月も末ですので標高が高いところは色づいていて綺麗です。
帰りは山頂をパスして先に進みます。
ほぼほぼゴールにたどり着きました。
想定通り14時近くになって到着です。
同じところを往復したはずなんですが、距離が900mも少ないですね。
まあともかく、まだまだ日の高い時間に戻ってくることが出来てよかったです。
早速車に乗り下界に降ります。
前日に気になっていた石屋さんを覗いてみようと車を停め。
ってなわけで当然のごとく温泉に浸かることに。
長湯が苦手な僕にしては念入りに処置を施して。
明日身体が軽くなっていると良いのだけれど。
あまり意識していなかったのですが、前日食べたのはおそばと山菜のみ。
この日の登山中に食べたのも植物由来のパンのみです。
せっかく山岳信仰の聖地に居るわけで翌日も引き続き羽黒山に登ることを考えたら食べ物に気を使ったほうが良いんじゃないかと思い。
とは言え、この筋肉疲労を回復するには動物性タンパク質が必要じゃないかってことで出てくる解は当然鶏肉ということになり。
この日の夕食は夜マックで倍てりやきチキンフィレオと相成りましたw。
そしてその隣りにあったこちらの安価なスーパーで、
更に鶏肉と卵でタンパク質チャージを行いました。
この日も同じ駐車スポットに停めて動画視聴をしながら飲酒。
酒は昨晩も飲んじゃっているしまあいい勝手な感じでいい加減なもんですw。