昨日は東京都議会議員選挙でした。

自民党は歴史的大敗だとか。

 

僕は国政と地方自治を安易に繋げてしまう思考は気に入りません。

全く性格の違うものだと思いますので。

でもそう考えない有権者も一定数居るでしょうし、石破政権にNoを突きつけた結果ということなんだと思います。

来月の参院選は相当やばいんじゃないですかね。

 

我が三鷹市の選挙区は定数2に対して、立民と都民ファーストの現職二名の候補が順当に当選。

ここに自民党が立てた女性候補がはっきり言って意味不明。

新人なので実績が無いのは良しとしても、何がやりたいのかよく分からなく。

せめて三鷹市で子育てをしているママさん候補みたいなバックグラウンドがあれば一定の指示が得られたとも思うのですがそれも無く。

候補を立てずに敵前逃亡と謗られないためだけに立てられた敗北前提の候補だったと言って良いんじゃないかと。

 

散歩をしていますので他の選挙区の候補も目にしており。

気になって調べてみたらお隣りの武蔵野市は定数1なんですね。

三鷹市の方が人口が多いみたいですが、自分が幼少の頃は武蔵野市の方が多かったんじゃないかとの記憶なのですが。

気になって調べてみたら勘違いでしたが・・・。

 

小学校だと同一市内ですが、中学校の部活の大会は武蔵野市と合同でした。

「武三地区」なんて言葉もあるしライバル関係にあると勝手に思っています。

人口は三鷹市の方が多いし、その増加率も三鷹市の方が高いようですが、その一方で武蔵野市の方が税収が多いようです。

吉祥寺という一大商業地区を抱えていますし、住みたい街ランキングの上位常連ですから単純に納税額の多い高所得者が多く住んでいるんだと思います。

ここで逆転するのはなかなか厳しそうですね。

 

書籍は3冊。

 

 

何かあっさり話が変わって「あれ?」と思い。

何て手法なのか分かりませんが、時系列や場面をガラリと変えて話を進めているだけで同じ作品なのかと最初思ったのですが違いましたw。

短編集ということなんですね。

 

昨年の直木賞を受賞しているのですが、短編集みたいな形でも選考対象になるんですね。

小気味よく聴き終えることが出来て面白かったと思います。

 

 

貧困から風俗に走る女子、という話なのかなと思ったのですが、それだけではありませんでした。

程度の差こそあれ酷い状況だとは思います。

一概にバカだからと断じるつもりはないんですが、それでもここまで落ちる前に踏み止まるポイントがいくつも有ったんじゃないかと思う事象ばかりです。

 

残念なのは縁と言うか繋がりが無いということ。

当事者が情弱なのは仕方ないにしても、相談できる誰かが居ればそうはならなかっただろと思うんですよね。

親を選べないのは仕方ないとして結婚相手でも失敗をする女性(描かれていないですが男性もそうでしょうね)の何と多いことか。

一度目の結婚に懲りていたはずなのに、この人なら大丈夫とか過信して二人目の夫にDVに悩まされるなんて、何やってんだかという感じ。

 

一貫してこの本で批判されているのは奨学金制度。

僕は以前より、皆が皆大学に行く必要なんか無いということを主張してきました。

本当に優秀な学生が教育を受ける大学だけ残して後は潰してしまうべきだと思っています。

それと同時に高卒でも正社員としてちゃんと働けるような労働市場を用意するということが必要ですが。

これはもう一歩進んで、不要な高校を潰して中卒でも働ける環境、というように更にもう一歩進めるべきと思っていますが。

 

更にこの本の強いメッセージは介護職が抱える問題について。

圧倒的に低賃金でブラックな職場だが人手不足なので誰でも雇用してもらえる、ただその過酷さ故に体調を崩して心身ともに病んで更に酷い状況になるという負のサイクル。

実際、キャリア官僚の元妻という女性が自身に英語力のスキルがありながら年齢的に介護職しか採用されず、更に酷い状況になっていく例が示されていました。

筆者がその未来を予測しながら介護職を紹介したのにちょっと無責任さを感じましたが。

 

これも実例が挙げられましたが、介護職の職場では不倫は当たり前で乱交まがいのことも行われているんだとか。

経済的に困窮した女性に、男性職員が甘い言葉を囁いて隙に付け込むんでしょうか。

忙し過ぎて外で相手を見つけるような環境には無いそうです。

男性も決して収入は高くないはずですが、性欲を満たすことの優先順位が高い場合は悪くない職場なのかも知れませんね。

ちょっと吐き気がしますが・・・。

 

後はやはり生活保護ですよね。

財源が税金である以上、何でもかんでも与えてしまえというのにはやはり抵抗があり。

何もスキルが無い、言わば誰でも出来そうな簡単な仕事だと仕方ないのかも知れませんが、ともかく毎日真面目に働いているのにギリギリの生活をしている人よりマシな暮らしが出来てしまうというのはやはり疑問です。

前にも言いましたが、早くこんな暮らしから抜け出したいと思うような環境に身を置かせないと駄目だと思います。

 

前述の通り介護職は過酷な現場とのこと。

であれば例えば3人で1人分の仕事をさせるということでどうでしょうかね?

何もせずにダラダラ生活保護をある意味不正受給に近い形で受けている人とか、ちゃんと働きたいけど体力的にフルは無理だとか、

人手不足に悩む介護業界にとってもメリットがあると思うのですが。

 

何か暗い話になりましたが、どうしてこの本は「貧困女子」という括りにしたんだか。

乱暴な言い方になるかも知れませんが、女性は「身体を売る」という集金手段が残されている一方で、男性の場合は「犯罪」に向かうとの描写があります。

男性の方が問題じゃないですかね?

こういう問題もジェンダーレスとして考えていかないといけないのではと思いました。

 

 

ちょっと前に映画化されてましたよね。

CMを見て、この作品の存在自体は知っていました。

 

内容は非常に面白かったと思います。

こういうエッセイ的な作品をのんびり聴くのもいいですよね。

 

しかし90歳を超えて本当にお元気と言うか。

忙しく過ごしていないと駄目な性分の方らしいですが、僕とは大違いですね。

 

映画は4本。

 

#22 2025/6/20

カーチェイスが凄すぎ。

 

#23 2025/6/21

殺さずに捕まえなさいよ。

 

#24 2025/6/22

主人公妻はとんでもないビッチですね。

 

#25 2025/6/23

演劇はやっぱり苦手です。

 

段々と悪くなってきたのですが、#24でDVDプレイヤーのトレーがほぼ死滅。

何とか開けて取り出しましたが、これ以上は中に閉じ込められる危険性が高く別の機器を検討することに。

ただのプレイヤーなら詰まっても開ければよいのですが、この機器はHDDレコーダーも兼ねておりこちらは普通に使えていますのでね。

余計なことして使える機能まで壊してしまったら目も当てられません。

 

次はUSB接続のPC用DVDプレイヤーを試すことに。

USB-AからUSB-Cに変換するアダプタを使用してChromebookに繋いでみました。

認識はするのですが、DVDを再生することは出来ないみたいで。

知識がある人なら何とかできるのかも知れませんが僕には無理です・・・。

 

次は父が使用していたDVDプレイヤー。

何でも捨ててしまう母が廃棄したと思っていたのですがまだありました。

電源コードが付属していなかったのですが他の機器から引っ張ってきて電源は確保。

ところが何とこちらもトレーが開かないというオチ。

それに、これは動いたとしてもディスプレイを別途用意しないといけないという環境になります。

 

どうしたものかと思ったのですが、古さの余り作動が重くてギリギリ動いているPCにDVDスロットがあることを今更ながらに思い出し。

ここに#25を挿入してみるとそれほどストレス無く観ることが出来ました。

むしろ画面はこれまでより大きくなりましたし。

 

倹約が必要ですので安易に新しい機器を買おうということは避けないといけません。

暫くはこの環境で騙し騙し行こうと思います。

 

それから、アマゾンプライムビデオで鉄道員を観ました。

Chromebookにダウンロードしておいたので、オフラインで沖縄旅行中に見ようと思っていたのですが、どういうわけか音声が流れず。

作品の方は余りピンとこないと言うか。

幽霊というか妄想というか設定がよく分からないのですが、生まれて早々に亡くなった娘が現れて、父親に口移しでコーヒー牛乳を飲ませるというシーンに強烈な違和感が。

 

公開が1999年とのことなので当時は問題なかったのかなあ?

今だと炎上しそうな案件に思いますけどね。

それを抜きにしたって高倉健・68歳と谷口紗耶香・13歳のキスって・・・。

健さんはかっこいいですけど、おじいちゃん相手にキスはキツいんじゃないかなあ。

そもそもこのシーンの必要性は感じないですもんね。