昨日夏の甲子園の神奈川県代表が慶応高校に決まったとか。
逆転3ランで試合をひっくり返したということで凄いなと思ったのですが、そこに至るまでの伏線があったらしく。
ノーアウト1塁で4-6-3のダブルプレーを企図したわけですが、ショートのベースタッチがされていないとジャッジされてオールセーフ。
2人のランナーが居るシーンでホームランが出て逆転ということだったと知り。
このときのジャッジが誤審なんじゃないかと騒がれており。
気になって映像を観てみましたが、確かにタイミングは完全アウト。
それでもセーフとの判定なのですから、この二塁塁審はベースを踏んでいないと判断したわけです。
この辺りの微妙な判定はそれこそベースにセンサーとかカメラでも埋め込んでいない限り真相は分からないと思います。
となれば、やはり一番現場に近かったこの塁審の判定を尊重すべきなわけで。
リプレイ検証という制度は現在ありません。
あったとしても今回の件で言えば前述の通りベース自体にカメラでも仕込んでないと判定できないでしょう。
個人的には審判団で一度集まって協議をするような流れがあっても良かったかなと思いますが。
何れにしても、逆の判定(踏んでいないのにアウトとすること)をしても何ら問題ないというか誰からも異議を唱えられないだろうこの場面で信念を持ってセーフの判定を下したこの塁審は毅然としていれば良いと思います。
まあこれが負けた最大の原因かもしれませんし、横浜関係者が納得いかないのは分かるんですけどね。
非常に残念なのは監督。
「ベンチから見ても余裕のアウトだった」って、そこが論点じゃないわけで。
「ベンチから見てもベースを踏んでいるのは明らかだ」って主張するのなら分かりますけど(見えるわけありませんが)。
スポニチには元NPB審判の記事が載っていて。
音もベースタッチの有無の判断基準となるそうです。
それが大歓声で消されたのではないか?という趣旨のコメントでした。
なるほどなと思う反面、それでいいの?とも思い。
主審も含めて野球の審判はセンサー、AI、ロボットなんかが導入されていっても良いでしょうね。
他のスポーツより抵抗が少ないと思います。
昨日、今日と寅さんは一作ずつ。
まとめておきます。
・13作目「寅次郎恋やつれ」
ヒロインは吉永小百合さん。
9作目に続いて二回目の登場です。
複数回出演するヒロインが居るのは知っていましたが、吉永さんが最初なんですね。
昔は年に複数回上演していたようですから作品の間は僅か2年。
9作目の評判が良かったから早めの再登場ということだったのでしょうか?
とは言え、今回も寅さんと結ばれる可能性は微塵も感じさせなかったというか。
夫とは死別しているんですから寅さんが候補になってもよさそうなものでしたが。
それからなぜだかよく分からない伊豆大島で仕事に就くってのは、今後の登場が無いことを暗示させるというか。
まあ結果論ですが、これが最後ということになりました。
・14作目「寅次郎子守唄」
甥の満男の子守でもするのかと思っていました。
最初の夢のシーン(これって必要ですかね?w)はともかく、本編は博が手・腕を失うんじゃないかってな事故のシーンから始まるわけで。
看病や世話に従事するさくらに変わって満男の子育てをするんじゃないかってね。
ヒロインは十朱幸代さんでしたが、前作に引き続いて恋の予感は殆どなく。
寅さんと言うよりは寧ろさくらとの縁の方が深かったんじゃないかと。
出会ったのもさくらの方が先ですし、コーラスサークルに誘ったのも寅さんではなくさくら。
それに、さくらに対して寅さんみたいな兄貴を持って羨ましいと言っていましたよね。
上手くいかないという目論見だったとは言え、寅さんがキューピッド役をこなしたのは初めてじゃないですかね?