東京藝術大学が経費削減のためピアノを売却するとのニュースを見てなんだかなあと思い。
東大に入るよりも難しいと言えるかもしれない芸大がこんな有様とは。
そもそもピアノ一台売ったくらいで何の足しになるの?と思ったのですが、調律が必要で維持費がかかるんですってね。
でも調べてみると年一回で1万5千円程度とか。
普通の家庭より弾かれる頻度は高いでしょうから調律の回数もそれよりは多いとしても、コスト削減効果よりマイナス面の方が大きいような。
ってか、学内に調律できる人いないの??
まあそれは置いていても国からの助成金が年々減らされていることが問題なわけで。
極論を言えば誰でも入れるようないわゆるFラン大学は早急に潰してしまうべきと思います。
と言うか、その上のEランクやDランクも含めて私立大学は大幅に潰してしまえばいいと思っています。
就職時の学歴フィルターが問題視されていますが、僕個人としては時間が限られた選考の中で篩をかけるには極めて合理的かつ有効な手段と思っています。
そう言った意味ではこの学歴フィルターとして名前が出てくるランク以下の大学は全て不要だと思っています。
調べてみると上位数校の私大には100億円を超える助成金が支払われています。
まあ名前も知られていますし額が妥当かは別としてそれは理解できるとしても、名前を聞いたことも無いような下位の大学に年間10億円を超える税金が投入されているわけです。
意味不明ですよね。
この内の一校を潰すだけで芸大のピアノの数はむしろ増やせるんじゃないかってなもんで。
こうした学術用途の税金は減らすべきではないと思います。
国の発展に直結する理系の研究開発費だけでなく、人文科学分野もね。
大事なのは選択と集中ということで。
繰り返しますが、ある一定ランク以下の大学は全て廃止。
これを偏差値というか学力だけで線引きをしてはいけないと思いますけど、最大の判断基準となるのは仕方ないでしょうね。
そして浮いたお金を残った大学に回します。
まずは全ての都道府県にせっかく存在している国立大学のレベルをもっと上げるということ。
例えば優秀なのに親元を離れることができないとか、単に環境が変わるのが苦手だとかいうような若者に高度の教育が地元で受けられるようにすべきです。
それから、地方から上京して私立大に通うとなると親の負担は相当なものでしょうし、それを自身で賄う場合の奨学金返済問題も回避することができます。
単純に私立大は一企業なわけですから助成金が無いと経営が成り立たないなんてのはおかしな話なわけで。
同様の理由で国や自治体は自前の持ち物である国公立大学に資源を集中させるべきです。
当たり前ですがこれで大学卒業者の数が劇的に減ることになります。
ですので、大学に進まなかった(進めなかった)人たちの就業・昇進機会をもっと真剣に検討すべきで。
大学に行かずに専門学校というのが多くあるパターンかと思いますが、高校生の内からもっと専門性を学ぶような高専みたいな存在が増えてもいいように思いますね。
専門的な知識・技能があれば大卒よりも生涯賃金が上回ることが可能なシステムを作らないと。
大学を潰すことで、そこでの教員とか事務員とかの雇用機会を奪うことになります。
当事者には大変でしょうけど、そこはそれこそ10億円にもおよぶ助成金から就労援助とか、退職一時金を支払えばよい話で。
訳の分からん金を垂れ流すよりは数段マシです。
話はガラッと変わりますが、ここ数日ドラマの話をしていますので今日もそれで締めましょうか。
昨晩は『大奥』を鑑賞。
あらすじはさておき、NHKで3Pのシーンが見られるなんてかなりビックリしてしまいました。
NHKとしても挑戦的なドラマなのでしょうか。
このドラマは男女逆転していますので実際にはない話ですが、あれだとできた子供の父親がどちらか分からなくなってしまいますよね。
まあフィクションに対して真面目に考えても仕方ないですが。
家光を演じた堀田真由も良かったですが、綱吉を演じる仲里依紗も好演していると思います。
ルックス的にはあまり好きな女優さんではないんですけどね。
かわいく見えるときとそうでないときの振れ幅が大きすぎるというか。
しかも後者の方が基本線と言う。
まあ僕の主観なんですが。
堀田真由は異論なしにかわいいと思うんですけどね。
