この日は3日目、日曜日ですね。
翌日朝早いので旅行としては実質最終日になります。
朝早くても、と言っても9時前くらいですが、訪問可能なお寺から。
正式名称は平等寺というらしいですが、通称三井寺に。
三井寺と言えば天台宗寺門派の総本山園城寺の別名で。
同じ天台系ならともかく、ライバルともいえる真言系でなぜこの別称なんでしょうね??
インスタ映えを狙っているのか結構フォトスポット的なところがあるお寺さんでした。
なるほどね。
チョリーッスって・・・。
ロンブー淳がフジモン元嫁をいじっているのかと思ったんですが(ってか、それなら先輩だし流石にまずいかw)、例のタピオカ騒動よりも時系列的には前みたいですねw。
開館の9時半よりは少し前でしたが、入れてもらえた昨晩下見していた田川の石炭・歴史博物館に。
昔住んでた直方出身のこの人が筆頭に紹介されていました。
確か4人紹介されていたそのうちの一人が麻生太吉。
麻生太郎元総理・現自民党副総裁の曽祖父に当たる人です。
炭鉱経営で莫大な利益を手にしてそれを元に麻生財閥でさらに財を成して。
まあ個人的にはそれほど嫌いな人格ではないですけど、この家で生まれ育ってなかったらあんな漢字もろくに読めない無知な男が日本の首相になることは絶対に無かったわけで。
歴史とは奇異なものですね。
悪い意味でねw。
屋外展示には当時の暮らしが再現されています。
このおっさんは外から見えていたんでいいんですが、
屋内に入ってすぐ横の台所に奥さん(ですよね?)の人形が立っていてビックリ!!
驚かせる意図での配置なら秀逸だと思います。
何かさかさまになってしまったんですが、そのまま載せます。
これは資金繰りの問題で現金が払えなかった当時の経営陣が支給した引き換え券的なものだそうで。
賃金不払いを理由に労働者が逃げたりしたりしないようなための施策だそうで。
こんなことがあると資本主義へ疑念が生まれる発端になりかねないなあと思ったり。
さあ、炭坑節です。
踊り方はともかく、歌詞も歌の順序も僕の知っているのとは違って、あれ?と思い。
これはレコードになった内容みたいですが、これも僕の認識と一致しません。
一番有名であるはず(?)の「月が出た出た♪」の件は4番なの???
再び屋内展示に戻って。
驚いたのはこれ。
男女一組ですがお互い半裸で。
女性はアップにするとこんななんですよ・・・。
まあ予想通りというか、そうでないといろんな意味で成り立たないと思いますが、やはりこれは夫婦一組でやる仕事のようで。
半裸なのは、暑いことが最大の理由のようですが、崩落(?)の危険を察知するために素肌の方が小さい礫を身体で感じられたからだそうです。
そこそこ驚きだったのが、まあ10年前のデータとは言え日本のエネルギーの3割がまだ石炭由来だったということ。
カーボンニュートラルには程遠いですね・・・。
建物の二階には炭鉱夫だった山本作兵衛の絵が展示されています。
これは日本初のユネスコ世界記憶遺産に登録されたそうで。
写真は撮れませんでしたが、逆に登録されたからこそネットでも見られます。
リンクを貼っていいいのかわからないので止めておきますが、簡単に引っ掛かりますので興味ある人はぜひ。
話は炭坑節に戻ります。
このパネルの前に来ると自動で音楽が流れてきました。
でもね。
歌詞が知っているのと違うのはこの日分かったものの、メロディーも何か違うような。
盆踊りで明るく踊る曲調でもないような。
何と言っていいのか分かりませんが、とにかく違和感しか無く。
やっぱり夫婦一組なんですよね。
そうだと思いたいです。
ってか、婚姻関係の無い男女の組み合わせならヤバいですって・・・。
これは簡単に言うとエレベーターですかね。
正に掘り出した石炭を動力源として動いていたようですが、鉱夫と石炭の乗降に使っていたようです。
もう一基同じサイズのものがあったらしいですが現存するのはこれのみです。
まあそこそこいろんなところにある蒸気機関車なので珍しくも無いですが、石炭の運搬に使われたものですね。
公園内を歩いていると置物かと思うくらい微動だにしなかった猫ちゃんが。
近づくと逃げてしまいましたが。
昨晩撮った煙突を再度。
手前のハートは何でしょうね?
一応、背が高く見える方を男性に見立てて写真を撮ってみましたが、そういう意図なんだか?
筑豊地区では多くの中国人・韓国人が働いていたようで。
これは韓国人の犠牲者を祀る石碑で。
そもそもですが中国人はともかく、朝鮮人は当時日本人だったわけで。
もちろん完全に正しいかは分かりませんが、だからこそ日本人と待遇も変わらなかったとの情報もあり。
そんな中で中国人は何も言っていない(聞こえないだけかもしれませんけど)のに、朝鮮人(韓国人)だけこういうことを主張するってのはどうなんですかね??
偶然地図で見つけたこちらに。

よく分からなくて工場の方に行ってしまったんですが、門のところにアウトレットショップは国道沿いのセブンイレブンの隣だとの案内があり。
本来は通ってはいけないんであろうアクロバティックな道を通ってそのショップまで。
きな粉小豆クリーム(そんな名前だったかと)のものを2つと、ビスケットのものを1つで計1500円。
お得度がよく分かりませんが、ひっきりなしにお客さんが来るということは多分そういうことなのでしょう。
そして、昨晩寝床にした道の駅に戻ります。
まだ荷物のスペース的に余裕があったのでお土産を買う目的で店内に入ったんですが目ぼしいものは無く、先に進みます。
いつもは母用にかぼちゃを買うんですが、半身で確か280円。
業務スーパーなら丸々一個買える値段だと思って無視です。
この後は福岡市内に移動です。
そこそこの時間があったので車中では炭坑節を検索して聴いてみました。
最初のは三橋美智也バージョン。
これはさっき聴いたのと同じメロディーというか、違和感を感じる内容でした。
歌詞が「三井炭鉱」ではなく「三池炭鉱」になっていたのも興味深いというか。
三池炭鉱は場所も違うし、これでは田川が発祥の地である意味が無くなっちゃいますが・・・。
NHKで歌えるように企業名を消したのかなあ?
その次は鈴木正夫バージョン。
これです、これ。
僕が幼いころから地元の盆踊りで聴いていたものです。
でも今更ながら気になったのは「三井炭鉱」の部分が「うちのお山」になっていること。
これでは「煙突が高いので」という歌詞につながらないし、そもそも炭坑節じゃなくなっちゃうような。
行先は福岡市博物館。
金印で有名なところです。
それから福岡を治めていた黒田氏関連。
家康に従順だった長政と、もう一波乱あることを期待していた如水のコンビですね。
昔の博多の街並みだそうで。
玉屋の看板が金玉屋にしか見えてしまうのは県外民あるあるでしょうか??
西鉄ライオンズですね。
嫁の実家に大きな鰤を送る習慣が福岡にはあるそうです。
嫁ぶりと言うそうです。
常設展示に無かったのでアレと思ったんですが、今回の最大の目的だった日本号は別の場所にありました。
美しい彫刻です。
ちょっと人が引く時間帯があって全景も撮影できました。
僕以外にも撮影者が映り込んでますね。
ここは拝観料が二百円でしたが、素晴らしい内容だと思います。
駐車場も無料ですし。
まあ残念なのは韓国領事館が近くにあるので、右翼の街宣車で道が混雑していること。
しかし、それにしても凄い数の警察官が出動していて。
何か特別の日だったのかなあ?
今晩の宿はファーストキャビン。
金沢以来の2回目ですかね。
チェックイン時間には早かったので、荷物だけ預けてそそくさと。
路駐してたんでね。
福岡空港まで向かってレンタカーを返却。
セルフに近い店舗で勝手がよくわからなかったですが何とか終了。
さてジョギングです。
日中は暖かかったんですが、結構寒くなってきまして。
それを抜きにしてもペースが異常に遅く。
これは完全に測定エラーですね。
後で修正しないと。
意外でしたがホテルは8階のワンフロアだけであとはドン・キホーテほか複数の商業施設が入るビル。
汗を流した後は同じビルの地下にあったウエストに。
前日に行ったウエストで意外にツマミが充実していると思った割に、酒が高いかなあと思って。
でもこの店舗は寧ろ飲みに重点を置いている感じで。
早速190円のビールと580円(2人前)のもつ鍋です。
残念だったのはたっぷりごぼ天とかいう名前だったと思うのですが、前日のトッピングでのごぼ天の3倍近くの値段なのに量がほぼ同じで。
写真は撮り忘れましたが。
まあそれでも安いですけどね。
食後は案内所に行くも何かピンと来なくて。
ネットで調べてみたガールズバーに行ってみますが開いていません。
よくよく見てみると21時開店ということで一時間近く時間があり。
少し遠回りして一度ホテル戻って時間をつぶして再チャレンジ。
今度は開いていまして、開店直後でしたが二人目の客でした。
まあそこそこ楽しく話しましたが、ケチな客だと思われたでしょうね。
というのも女の子のドリンクを断ったから。
ってか、わざわざ60分千円の安いお店を探していったのに、女の子のドリンクが千円かかるってねえ。
そこの女の子に教わったお店に行ってみます。
とは言え、食べたことは無いらしいですが。
290円でとんこつラーメンが食べられる素晴らしいお店です。
これに、バリ固で追加した替え玉は100円。
合計でも390円です。
味も十分においしかったと思います。
24時間営業ですから明朝早いですけどもう一回来ちゃおうかなあ。