結果的に鈴木街道沿いに山門がちゃんとあってそちらは開いていることが分かりそこから入りました。
それでも7時前だったので、7時になるのを確かめてから読経します。
7-17時に参拝というのは本場四国での遍路の時のルールです。
次は多門寺。
あまり便がいいところではないですが、ここは過去にも来たことがあります。
新潟まで歩くという酔狂な旅をしたときにたまたまルート沿いにあって参拝したのを懐かしく思い出しました。
ここからの三か寺は下調べではかなり密集している感じ。
試しに調べてみると宝晃院から如意輪寺がこれで
如意輪寺から宝樹院がこれ。
後者の方が若干違いですがほぼ同じでした。
順番通りに回っているわけではないですが、今回の旅で最長だったのは檜原村の宝蔵寺から日の出町の光明寺まで。
グーグルマップによると17.6km。
先生は3時間32分で行けと仰います(w)が、疲れた僕の脚では3時間58分かかっています。
まあ疲労はともかく、この遍路旅中でつくづく感じたのは僕の歩くペースって平均以下なんだろうなと。
結構追い抜かれることが多かったです。
自分の生活圏というか、ジョギング圏の多門寺も何度か来ていますが、ここで毘沙門天を一枚。
次の延命寺は門前を走ったことはあるものの境内に入るのは初めてです。
ここでも毘沙門天が。
一番の安養寺が吉祥寺にあるのは分かっていたので、この後に献血を。
予約していなかったんですが意外に早く終わりました。
別途まとめますが節制している結果がどう出るか楽しみです。
最後は自宅から二番目に近い井口院。
本堂で読経を済ませ無事結願、といきたいところですが自分の中では出発地まで戻るというのがルール。
例えばですが、四国の八十八か所で言うと一番の霊山寺から八十八番の大窪寺まで回るとして。
みなさん、ここで結願ということで止めちゃうんですかね?
僕の中ではやはり出発した一番まで戻ってこそ、つまりちゃんと一周してこそ結願だと思っています。
この霊山寺から大窪寺ってグーグル先生によると40㎞近くあって、健脚の人でも丸一日かかるわけで。
ってなわけで、今回は帰宅イコール結願ということで。
話は飛びましたが、井口院で写真を何枚か。
意外にというのも何ですが、今回の八十八か寺で結構な確率で目にしたのがこの修行大師像。
本場四国が真言宗以外の宗派を含むのに対して、多摩四国は全て真言宗。
そのせいでしょうかね?
いつもながら見事に思いますが、この不動明王も真言系では重要ですよね。
本場四国ではあまり見なかった気もするんですが、ここにも興教大師・覚鑁像が。
真義真言宗の派祖になるわけですが、多摩四国はほとんど(全部?)この真義系。
その影響かもしれませんね。
お疲れさまでした。









