最初の通常ドラマ版から始まって、全スペシャル版を今日観終えました。
やっぱり最近(と言っても最新で2002年ですが)の物語の方が何となく覚えてますね。
今更僕が言うことでもないですが、素晴らしい作品だったと思います。
登場人物はクソばかりですけどねw。
良くも悪くも唯一ぶれないのは五郎さんだけで、純も蛍も、雪子おばさんや草太兄ちゃんとか周りも酷い人間だらけだと思います。
特に男女関係と金銭関係においては。
まあそういう連中が集まるからこそいろいろなドラマが生まれるんでしょうが。
たまたまですが、さ先日放送していた『渡る世間は鬼ばかり』のスペシャルを母がさきほど横で観ていました。
これまで何べん聞いたか分からない泉ピン子の子離れできないセリフなんかが聞こえてきて、こっちは相変わらず成長せんなあとw。
別に嫌いなわけではなく、愛すべきマンネリというやつなんでしょうけど。
えなりくんの成長度合いを考えると『北の国から』よりももう全然長いことやってる気がしますけど。
スペシャルのゲストも含めて一流どころが集まる中で、やはりこの作品で一番役者として成長したのは純を演じた吉岡秀隆でしょう。
五郎さん役の田中邦衛に次ぐ準主役という位置づけですが、シリーズ通してストーリーテラーを務めていましたから五郎さんが基本無口なことも含めると喋った語数は一番多いんじゃないかと。
この流れに乗ってというか、FOD解約日までスケジュール的に厳しい中で早速『Dr.コトー診療所』の連ドラを観始めました。
蛍役の中嶋朋子は、子供のころものすごくかわいかったですね。
大人になってからは触れないようにしますが、二十歳前なのにアラフォーくらいに見える外見というか、演じ方というか。
最後の作品で息子を演じたのは実子ってのはよかったですね。
それから蛍で感心するのは身体能力の高さ。
というか劇中何度かシーンがありますが足速くありません??
で、残念なのは正吉。
最終作は声のみの出演だったわけですが、既に役者を引退していて当時の仕事に影響が出ないようにということだったようで。
蛍と快君はやっと連絡先を教えてきた正吉のもとに旅立つわけですから最後に見たかったですね。
正吉は言うまでもなく重要キャストの一人なわけで。
既に一般人ですが、男気溢れる正吉をよく演じていたと思うんですけどね。
純よりイケメンだと思うしw。
そういう意味ではエンディングに出てきたシリーズ全作品の全キャストに名前が出てきて驚いた渡部篤郎と西島秀俊。
全然気づかなかったのでネットで調べて登場シーンを再見してみました。
渡部篤郎の方は意識してみれば「ああそうか」と分かる一方で、西島秀俊の方は「ひょっとしてこれかなあ??」という程度の超チョイ役。
正吉役の俳優は目が出なかった一方で、この両者は人気俳優になっている現実。
難しい世界ですね。
映像作品としての新作はもう望むべくもないですが、活字としてはプロローグとかエピローグ的なものもあるようで。
せっかく全作品通して観たので、こちらも目を通してみたいなと。